<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ> 木屋町通・高瀬川沿いのパノラマ風景(蛇腹型スケッチまたは御朱印帳型スケッチ)
はじめに
実はこのシリーズをご覧の読者にお詫びをしなければいけません。前回の記事「ギャラリー富小路、寺町・スーパーホテルから東を望む、寺町・WEGO」で、「京都・河原町エリア」のスケッチの最終回だとアナウンスしましたが、実はもう一つの作品を投稿し忘れていました。
言い訳になりますが、今回ご紹介する作品は、形式が特別なので(後述します)別のフォルダーに準備していてすっかり忘れていました。
以上の不手際をお詫びいたします。今回が本当に「京都・河原町エリア」のスケッチの終わりになります。
「京都・河原町エリア」のスケッチポイント
下記に、私が訪れた河原町エリアのスケッチポイントを示します。
木屋町通・高瀬川沿いのパノラマ風景(蛇腹型スケッチまたは御朱印帳型スケッチ)
「蛇腹型スケッチ」または「御朱印帳型スケッチ」とは
スケッチを紹介する前に、タイトルの「蛇腹型」、「御朱印型」の意味を紹介します。百聞は一見にしかず、下記の写真をご覧ください。
ご覧のように、交互に折れ曲がりながら机に上に置くことが出来るスケッチブックです。
一枚の横長の紙(この場合では、六つ切りW)を二つ折りにし、さらにそれらを順につなぎ合わせたあと(この写真では6枚)表紙を付けて手作りしたものです。10年ほど前、神戸のスケッチ仲間のKさんが考案しました。
折り畳みができ蛇腹のようだったので、私たちは「蛇腹スケッチブック」と名付けました。
当時はこのようなスケッチブックを使っている人はいなかったのですが、その後、御朱印帳に絵を描く人を見つけ、御朱印帳に敬意を示すために「御朱印帳型スケッチブック」とも称するようになりました。
全体パノラマスケッチ
木屋町通の高瀬川沿い、特に四条通から3条通りにかけてその両側は飲食街が続きます。高瀬川の西岸に沿った光景は、四条通から北に向かって歩くと、古いカフェの建物や、対岸にかかる橋、ユニークな看板、さらには今回は描かなかったのですが、旧立誠小学校の近代建築など次々に興味深い光景が現れます。
そこで、関西在住中にこの光景を四条通側から北に歩いてパノラマ描きすることに決めました。
実は現在、三条通まで描くことなく未完で終わっています。上記全体像では見にくいと思いますので、四条通から順に一枚づつ紹介していきます。(下記、AからBへ)
(1)四条通から真橋まで
左端に描いた1948年開業の「喫茶ソワレ」の建物からソメイヨシノの幹を入れて右端の真橋までを描いた部分です。
(2)真橋
(1)で右端に描いた真橋を木屋町通から西に向かって描いた部分です。
(3)真橋北側の店の建物の裏
真橋北にあったお店の壁です。念のためグーグルマップを調べたところ、現在は焼き肉店に変わっており、今はこの光景を見ることが出来ません。古びたタイルがよい味を出していました。
(4)居酒屋店(十軒町橋まで)
(3)で描いたお店の北に隣接した居酒屋の建物の壁です。
この光景は、以前下記の記事で紹介しました。
以前から、黒ベタ塗りのデザインに興味があったので、この黒地に料理を描いたデザインに惹かれました。
(5)十軒町橋
(2)の真橋と同様、木屋町通を背にして西の方向を描きました。
パノラマ描きはこの場所で終わっていますが、次に京都を訪問したときに改めてこの続きを描くかどうか考えてみたいと思います。
(おしまい)
前回の記事は下記をご覧ください。
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