![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107784879/rectangle_large_type_2_5787d33879c8d51622003d65b80b328c.jpeg?width=1200)
<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>吉野山・上千本からの眺望、奈良・久米寺
奈良県のスケッチポイント
下に、訪れた奈良県の、私が訪れたスケッチポイントを示します。
![](https://assets.st-note.com/img/1686306278026-GqrSx27VEU.jpg?width=1200)
吉野山・上千本からの眺望、奈良・久米寺
(1)吉野山・上千本からの眺望
![](https://assets.st-note.com/img/1686306394077-YERr1FRrB5.jpg?width=1200)
フライングタイガー・スケッチブック ペンと透明水彩
吉野山の桜といえば平安時代からと思っていたのですが、歴史を調べるとすでに奈良時代から始まったようです。
古来これだけ称えられてきた場所ですから、一度は見ておかなければと思い立って6年前に初めて桜が満開の時に訪れました。
景観はまさに言われる通り見事でした。ただ、近年のソメイヨシノ全盛の桜を念頭におくと、失望される方がおられるかもしれません。桜は大半が山桜で、ソメイヨシノの華やかさはありません。
しかしソメイヨシノが醸し出すその人工的な豪勢さとは違って、古来の日本人が愛でたのは、山々の中腹に霞のように散らばる、楚々としてはかない美しさだったのだと実感しました。
さて、描いたのはケーブルカーの駅を降りてから歩き出して途中振り返るとパノラマが広がっていたので、フライングタイガーのスケッチブックにスピードスケッチしました。
(2)奈良・久米寺
![](https://assets.st-note.com/img/1686307621643-8qB0CD02mC.jpg?width=1200)
ワットマン F4 ペンとインク
橿原市にある久米寺は「久米仙人」で有名な古寺です。関西ぺんすけ会のスケッチ会で訪れ、この線描を描きました。
帰宅して、透明水彩で彩色したところインクの線描が溶け出し、台無しになってしまいました。
原因は、いつも持ち歩いている「水性顔料/耐水性」のサインペンの中に、「水性顔料」のみのサインペンが混じっていたようなのです。
6月のあじさいと背後の樹木がうまく描けたのではと内心思っていたのでがっかりです。
(おしまい)
前回の記事は下記をご覧ください。