<手帳人物スケッチ>95 仙台・ベネズエラ音楽ライブ(ベネズエラ・ハープ演奏) 2012
仙台で初個展をしたときにお世話になったカフェで開催されたベネズエラ音楽のライブに誘われました。描いた楽器はベネズエラ・ハープといい、同じ小型でも、小型のハープとして知られるイングリッシュ(アイリッシュ)ハープとは違い、南米独自のものとのこと。
演奏者の女性はベネズエラ音楽に魅せられ、(政情不安な国にも関わらず)ベネズエラで永らく修行をされ、帰国後は同じベネズエラ音楽の楽器奏者と共に仙台と東京でライブ活動をおこなっていると聞きました。
久しくベネズエラ音楽のことを忘れていましたが、このスケッチを投稿するにあたり、インターネットで調べてみました。
2019年には、「ベネズエラ音楽をベースにしたオリジナル曲のCD制作プロジェクト」でクラウドファンディングも獲得され、CDを制作するなど、ベネズエラ音楽を日本に広めるため継続して活動されているようです。
なお、南米の音楽というと、サンバやボサノバ、古くはアルゼンチンタンゴなどが思い浮かびますが、ベネズエラ音楽は、南米共通の音楽性を感じるものの、哀調をおびた独特の旋律は日本人の感性に響くものがあります。
ご興味がある方は、下記のクラウドファンディング募集のページに解説記事とともに、演奏動画がありますのでお聞きください。
前回の記事は下記をご覧ください。