艶やかで　ツルツルで。72歳になった父のお話。

昨日、父は72歳の誕生日を迎えました。

やっぱり誕生日には
会っておめでとうを伝えたい。。。

長男を塾に送ると
入れ替わりに次女が車に乗り込みます。
次に、
車を走らせ
駅で待つ長女をお迎えに。
時刻は20時過ぎ。
姉妹で車中dinner‼︎‼︎‼︎

父のいる"我が家'へ向かいました。

次女は父のことが大好き❤︎
名前にちゃんをつけて呼ぶのです。
『なおちゃん』って。

次女がベルを鳴らすと
『なおちゃん』が鍵を開け
向かい入れてくれました。

声のトーンから
かなり嬉しそうだわ。

いくつになってもお祝い事は
とっても
ありがたく
嬉しいものです♪

プレゼントに
長女のサマコンBlu-rayと
大好きな焼酎霧島赤(40度←ちょっと迷いましたが)を手渡しました。
※父:熊本の男

実家暮らしの弟も
会社帰りにケーキと焼酎を買って来たようで
テーブルの上はゴタゴタと賑やかに。
並べたプレゼントを前に
子供たちと写真を撮り、
すぐ　FB投稿していました。

艶やかで　ツルツルで。

そのテカリ輝く
なおちゃんの頭部は
艶やかで
まだまだ元気なものね
っとホっとします。

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父は
口数の少ない人です。
母がお話し好きなので
程よいのでしょうか。

定年後、設計事務所を設けて
しばらく仕事をしていました。

次第に衰えていく能力に悩み
いつしか趣味で始めた農業を楽しむようになりました。

今では4つの畑を守り
美味しいお野菜をつくり
食品衛生責任者を取得し
地域の方々に提供しています。
それが
今を生きる父の
生きる原動力になっています。

図面ばかり描いてた父が
土を触り
地黒の肌を更に焦し
生まれてくる野菜を
こどものように可愛がる。
。。。。。

そして
孫と触れ合うなおちゃん。
その穏やかなあの顔を
わたしも
幼なかったあの時に感じられたら
頬にビンタなど頂戴することもなかったことでしょう。。。。。。。
穏やかな父の顔をみるたびに
ふっと
想う懐かしいあの刻。

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父はお野菜の販売もしますが
売れ残りの野菜も
もちろん大切に可愛がります。
不揃いのものばかり。。。。。。

母はそれをみては
「たまには私も美味しいお野菜が食べたいわっ」
と愚痴こぼします。

確かに大きく育ったものは
種も大きくて
硬さもあり
通常サイズより
味は落ちるのかもしれません。
それでも父は
「自分が一生懸命育てた野菜たちだよ」
っと言って可愛がって食べるのでした。

まぁまぁ
たまには母のご機嫌取りに
とっておきの
ご自慢のお野菜を
持ち帰ってくださいよ‼︎

娘より
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作る幸せ
食べる幸せ
みんなが美味しいと喜んでくれる幸せ
出会う幸せ
教わる幸せ
見守る幸せ

丁寧に可愛がり
旅立たせるその一瞬。
生きてる
を感じさせてくれる刻。

定年後、
10年あまりの刻が流れ
新しい
いくつものハジマリが
父を奮い立たせる。

わたしも
おばあちゃんになった自分を想像し。。。。。。

大好きなチェアーに揺られ
和かに
笑みをもらす人でありたいと
ふっと

笑うのでした。

いくつになっても壁はあり
悩み
進み

全うしなさいよ
っと言われてるような気がした
昨日の夜のお話。

気づけば今日が昨日になってしまった。。。
またやってしまった。

毎日投稿ができないわたし。
ゆるすぎるわたし。。。
あわてない　

あわてない。。。

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わたしの拙い言葉を
最後までお読みくださり
ありがとうございました。

明日も素敵な1日になりますように‼︎
おやすみなさい。

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