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ウソでしょ? 日本人よりアメリカ人の方が野菜食べてるなんて…。和食の方が菜食でヘルシーだよね?

こんにちは。
都内在住、昔ながらの和食にドハマリ中の40代女性です。

歯の進化によると、われわれ人類の理想の食事バランスって、穀物4:野菜2:肉や魚1らしいよ、とお話したのは前回のこと。

雑食の人類といえども、お肉やお魚以上に、穀物と野菜をたくさん食べる必要があるようです。

ところでみなさんは普段から野菜、食べていますか? ごはん、食べていますか?

一汁三菜の昔ながらの和食なら、いちいち栄養バランスなんて考えなくても、勝手に健康な食生活を維持できていたはずの日本人。

ところが今や、動物性タンパク質の摂りすぎ、脂肪の摂りすぎだって知っていました? おかげで日本人の死亡原因の6割が生活習慣病になっているほどです。

これって1950年代に、野菜が豊富な昔ながらの和食から、動物性タンパク質と脂たっぷりな欧米型食生活へと急激に変化したからなんですね。

確かに、ステーキにハンバーガー、フライドチキンって美味しいですよね。コレステロールたっぷり、脂ギトギト、塩分過多で…。

きっとアメリカ人も同じように、野菜不足で生活習慣病まみれなのかと思いきや、実はそうでもないことが判明。

なんと、1980年代以降から、アメリカ人の野菜消費量は増加しているというんです。しかも、日本人の消費量をすでに上回っているとうから驚きです。

だって、ファーストフードのフライドポテトやピクルスを、「野菜だからヘルシー!」だと豪語する人たちですよ? 

なぜそんなことが起こったのか。

それは1970年代のこと、アメリカでは生活習慣病による医療費が増大し、企業や国を圧迫するほどの事態になっていました。

その原因が典型的なアメリカの食生活にあると警鐘をならしたのが、マクガバンという上院議員がまとめた「マクガバン・レポート」と言われるものです。

彼は、がん、心臓病、脳卒中の増加の原因は、食生活にあると明言しました。そして、ハンバーガー、ステーキ、アイスクリーム、炭酸飲料といったアメリカ人の食事を、肉食中心で偏っていると強く否定しています。

変わり推奨したのが、脂を減らして穀類を増やそうという食生活。まさに、日本の昔ながらの和食だったんです。

これをきっかけにアメリカ人の野菜消費量は右肩上がりに。さらにアメリカで和食ブームを引き起こしたというワケです。

そんなヘルシーで健康に良いとお墨付きをもらった和食だったのに、今や私たち日本人の方がすっかり欧米化し、肉食中心、砂糖過多で生活習慣病が蔓延するしまつ…。あまりにも残念過ぎませんか? 

たまの外食で美食三昧は結構ですが、せめておうちごはんは昔ながらの和食で、おいしく健康を維持していきたいですね。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

日々の食事の様子はインスタグラムにアップ中ですので、ご興味のある方はぜひご覧ください。どうぞよろしくお願いします。










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