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え? 日本人はお米食べた方が痩せるの? むしろ、炭水化物は太るって聞いたんだけど、どっちが正しいの? ①
こんにちは。
都内在住、昔ながらの和食にドハマリ中の40代女性です。
一汁三菜の和食っていいよ!と、誰彼構わずおすすめしまくっていますが、中には、「和食ってことはお米をたべるんでしょ? ダイエット中で白米抜いてるから無理」、なんて声も聞こえてきそうです。
確かに最近のダイエットの流行りは、糖質制限や炭水化物抜きダイエット。近所のスーパーでも、お米の変わりに「カリフラワー・ライス」なるものが発売されていて、ついにここまで来たか、と驚いたことがあります。
かくいう私も、夜ご飯に白米抜き、やったことがありました。
最初は体重が減るのですが、理想体重になったかな?と思って元の食事に戻すと、なぜか大幅にリバウンドする、ということを繰り返していました。
食べる量は変わっていないのになぜ??
ポイントは、基礎代謝、だったんです。
どういうことなのか説明しましょう。
まず、みなさん、痩せるメカニズムをご存知ですか?
それは、摂取カロリーより、消費カロリーが上回ること。
消費カロリーが増えると、足りない分のエネルギーを、蓄えられていた中性脂肪から補おうとします。その結果、脂肪が減るので痩せる、というわけです。
ということは、消費カロリーを増やせばいいのでは?と思いますよね。
では、消費カロリーを増やすにはどうすればいいのでしょう。
実は消費カロリーには3種類あるそうです。
それは、
1.基礎代謝 = 何もしていない状態でも消費されるエネルギーのこと。生命維持するための、呼吸や心拍、体温などで消費される必要最小限のもの。
2.活動代謝 = 歩く、走るといった、運動や身体活動で使用するエネルギーのこと。
3.食事誘発性熱産生 = 食事をしたときに使う、分解して消化するエネルギーのこと。
ここで注目したいのは、基礎代謝です。
なぜなら、1日に消費するエネルギーのうち、約60〜70%は基礎代謝だからです。
そして基礎代謝量を増やすには、筋肉量を増やして体温を高めること、これが重要なんです。
さて、ここで話を炭水化物抜きダイエットに戻しましょう。
本来炭水化物とは、脂質、タンパク質に次ぐ3大栄養素のひとつで、私たちの体にかかせないもの。脳や体を動かすエネルギー源、なくてはならないものなんです。
これを減らすとどうなるのか。
危機を感じた体は、少ないエネルギー量でやりくりしようとするため、基礎代謝量が下がります。さらに、エネルギー不足を何とかしようと、筋肉を分解してエネルギー源に変えてしまうというんです。基礎代謝を増やすには筋肉を増やして、体温を高めることが必要だというのに…。
つまり、炭水化物を減らすと痩せるどころか基礎代謝が低下して、めちゃくちゃ太りやすい体になってしまうんですね。
これには私も激しく納得です。炭水化物を抜いて痩せたように感じていたのは、筋肉量が減ったから。
だから普通の食事に戻すと、以前より太りやすい体質になっているため、ぶくぶくとリバウンドを繰り返していたんですね…。本末転倒です。
実際にごはんをしっかり食べるようになってどんな変化があったのか、私の場合をお教えしましょう。
実は最初は、2,3kgほど体重が増えました(笑)。体が不自然な状態から、あるべき姿に整っていく過程だったのかな、と思っています。
そこから徐々に体重が落ちると同時に、ダイエット以外にもいろんな変化があったので、お伝えしますね。
まず、間食が減りました。ごはんを食べるようになると、甘いものをそこまで欲することがなくなったんです。我慢するストレスがないからか、「口さみしいから何か食べたい!」もなくなりました。
他にも、便通がスムーズになった、精神的にイライラしたり落ち込むことが減ったようにも感じています。すすめた友人には、「冷え性が治って、むくみが取れた!」という人もいましたよ。
何より、日本人として当たり前に食べてきた白米を抜くといった不自然なことをしなくなり、心の平安を取り戻せたのが大きいですね。
長くなってしまったので、本日はここまで。
次回は、なぜ日本人は白米を食べた方が痩せるのか、という点についてもお伝えしたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
日々の食事の様子はインスタグラムにアップ中ですので、ご興味のある方はぜひご覧ください。どうぞよろしくお願いします。