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華ひらくとき

10・9・8・7・6・5・4・3・2・1
大勢のカウントダウン
それが着地した時 藍色のキャンバスに光の華が咲く

光が空気を音を立てて割き
目の奥に光が染みる

花弁を伸ばした
光の粒は 線を描きながら
海へ。

一迅の風が吹き
数秒おくれた音が轟く
心地よい圧が

"「綺麗」"

ただそれだけを伝えてくる

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