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組み合わせることのために基礎を重んじる
最近はもっぱら自宅で自重トレーニングメインで体を動かしています。
外出しなくとも自身でトレーニングをあれこれ考えながら楽しめることが、これまで学んできた成果だなと思っています。
#アスレティックトレーナー
#CSCS
#CPT
#スポーツ医学
#トレーニング
#コンディショニング
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さて、本日のテーマは
組み合わせることのために基礎を重んじる
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●応用は基礎の掛け合わせ
トレーニングにしても、バドミントンにしても、何かしらを学ぶことにしても。
基礎が大切であることはいうまでもないかとは思います。
ただ、応用を基礎に分解してみてみる、というアプローチもあることを頭においておくと、分析する視点が養われることがあります。
この人すごいな。
なんでこの動きができるんだろう。
魅力的なプレーをする。
誰もが引き込まれるエンタメ性がある。
このような感嘆や尊敬をする際に、感情的に動かされる一方で。
ロジカルに。
〇〇と××を組み合わせているのかな?
これを自分がやるとしたら何から始めよう。
と考えられると、自分ごととしてその動きや凄さを分析することができるかと思います。
数学の数式のように、物事は基礎の掛け合わせでできている部分が多いです。
何が正解かはっきりしなくとも、そのような思考の訓練をすることで、基礎や物事の根本をみることができるような考え方を巡らせることができるかと思います。
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●応用と基礎を行き来する
高校まで、数学や物理がとても好きでした。
なぜなら、
そのロジックがはっきりしている。
論証をするときに、いかに論拠をはっきりさせて筋道を立てるか。
応用問題でも、手持ちの基礎の手札で切り崩すことができることが多かった。
このような印象がありました。
これはどの学問やスキル習得にも活きることだと思います。
基礎と応用の関係としては、基礎の延長線上に応用がある。
そのため、基礎を重んじることで応用に繋がる道筋が必ずあるということです。
応用的なことをやっていると、どうしても基礎のことが頭から離れてしまいます。
すると、応用部分の説得力もなくなってくることがあります。
具体的に言えば、トレーニングで目新しいものを露出させたり、演出に凝ったりすること。
それらが不必要かと言えば、必要な時もあります。
しかし、それらが基礎に、「そもそも」なんのために必要であるのか。
目的に即した手法であるのかを考えたときに、的外れになっている場合も少なくありません。
応用をしている中でも、必ず基礎に立ち戻る。
その中で、軸となる概念を外さないようにすることが大切なのだと思います。
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●組み合わせる自由度を確保する
別の観点から言えば、応用は基礎の掛け合わせ次第で何通りにも膨らみます。
それが既存の組み合わせだけではなく、他分野での手法やアイデアを取り込む自由な発想で、応用の幅が広がっていくこともあります。
ここで大切なのが、「固定概念」に縛られすぎないこと。
応用がどのような基礎のもと形作られたかを知っておくこと。
この2つだと思っています。
しばしば、目新しい概念や技術はもてはやされたり注目されたりもします。
しかしながら、それだけを行うことで得られることを意外にも少ない場合があります。
バドミントンのトレーニングにしてもそうです。
〇〇トレーニングがいいらしい!というふれこみで広まったトレーニングも、継続性がなかったり、その負荷漸増をできる余白がなければ、その先のさらなる応用に進むことができません。
あるいは、その基礎部分がわからなければ、応用としてやっていたトレーニングを一旦立ち戻って基礎固めをする所まで立ち戻れません。
応用がどれだけの自由度を持っていて、その基礎となる器がどれくらい明白なのか。
これを見極めて自分ごととして吸収できることが求められるのだと思います。
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今日はここまで。
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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー
【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学
<体育実技>
●バドミントン
●卓球
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
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