優位性にすがってしまう自分に気がついた時には…
どうも。藁科侑希（わらしなゆうき）です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が524日目のnote投稿です。
●過去の自分からのアンカーを残す
今日の話題は、少し前に1年のほとんどの時間を一緒に過ごしていたような、年上のいわゆる上司的なポジションの方を思い返しながら書いています。
今思えば、これがずっと喉の奥に引っかかっていたことだったんだ、と腑に落ちた感覚でした。
その感覚を、少しずつ言葉に落とし込んでいこうと思います。
そしてこの感覚と言葉は、自分が年齢を重ね、経験を積んで行った先の自分へのメッセージにもなりうるのだろうと思っているので。
『少し先の自分が振り返るためのアンカー』として、この記事にしたためようと思います。
●過去の栄華を誇りすぎると驕りに変わる
その上司的なポジションの方は2名いて。
一人がある国際的にも大活躍した選手を指導したコーチの方。
もう一人が、ご自身が国を代表する選手だった方。
いずれの方も、尊敬できる部分があり、秀でた部分があるからこそ、それぞれの活動で成功をなさったんだと感じられることがありました。
ですが。
お二方に共通して、私がどうしても共感できず、反発してしまったのが「過去の栄光にすがること」と「自慢をすること」だったんです。
いま何をすべきか、の議論の際に『あの時は…』と語りだす。そしてそのまま延々とその時のエピソードをひとしきり話した後に、今回の件との関連も見出さずに放置する。
また、自分が注目されていない、蔑ろにされていると感じるや否や、『私はこんなにも偉いのだ』と自尊心丸出しで、周囲をマウンティングするかのごとく"自分はいい、あなたはだめ"のオンパレードをかましてくるんですね。
ちょっと口が悪くなってしまいましたが、口調が荒くなるくらい、私には苦々しい経験で。
こんな人のもとでなんで自分は虐げられ続けなければいけないのか、とずっと自問自答をしていました。
さっさと環境を変える選択をすれば良かったのですが。自分を純粋に頼ってくれる選手や関係の方々がいたので、それも踏ん切りがつかず。最終的には自分が爆発して仲違いのような形で去ることになったんです。
今思えばそれで良かったと思うのですが。
上司ポジションの方々や今いる人らの驕りに対して屈したのか、と考えると少しばかり憤りを感じるところでもあります。
とにかく自分としては、そこでの経験は全てが反面教師的に考えられるものばかりで。学ぶことはとても多くありました。
【驕りすぎないこと】
【過去にしがみつき過ぎないこと】
これだけは自分にこれからもずっと言い聞かせたい、と胸に刻みつける出来事になりました。
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●「ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん」某アニメより
そんな自分が好きなアニメのセリフがこちら。
この一文でわかった方は、私とお友達になってください。お願いします。
パチンコやパチスロでもちょっと有名になったセリフですよね。
これまでの記事でもよく取り扱っていますが、アニメや漫画はそのメッセージ性を凝縮するために、キャラに核心を射抜くようなセリフを話させることがままあります。
このセリフもそうだと思っていて。
自分自身がねだったり、口をあけて待っていたり、なにも努力はしないけれどいいとこ取りをしたいと思っている限り、誰からも与えられないし、成果も上がらない。
逆に、自分が努力し、積み重ねた上で這い上がって勝ち取るからこそ、周りから与えられるものもある。
これはスポーツの世界でも、自分がこれから生きていく上でもとても大事な概念だと思っています。
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今日はここまで。524日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました！
それではまた明日。
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【保有資格】
博士（スポーツ医学 筑波大学）
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許（保健体育科 茨城県）
中学校教諭専修免許（保健体育科 茨城県）
赤十字救急法救急員
【現在の大学担当授業】於：東京経済大学・千葉大学・東洋大学
＜体育実技＞
●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
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●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
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●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い
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