子どもとの会話でお悩みの保護者様へ
【子どもとのコミュニケーションでお悩みの保護者様へ】
「子どもがまだ幼くて、何が言いたいのかよく分からない」
「子どもが思春期で全然会話が成立しないの」
「いつも喧嘩になってしまうことが多くて」
日頃、0歳児の赤ちゃんから思春期の中学生たち、特別支援を必要とするお子さんなど幅広い年齢層・特性をもっている子どもたちと関わるなかで、上記のようなお悩みをお聞きすることが多々あります
とくにスマートフォンやSNSの普及によって、子どもたちの読書離れや読解力・想像力が育ちにくいとされている現代社会で子育てされている保護者様は、子供との会話に困り感を抱えたご経験もあるのではないでしょうか
今回は、子どもたちと一緒にことばの感性を磨く方法をご紹介します
それは、「いつもすきな言葉を心においておく」という、とってもシンプルで簡単なこと
座右の銘とか自分の生き方・信念・指針にする言葉と言っても良いでしょう
大人の皆様には、誰もがきっとそんな大好きで特別な言葉があると思います
それを自分なりに意味づけて、子どもにもぜひお話してみてほしいのです
そして、「あなたのすきな言葉は何?」と聞いてみてください
きっと子どもなりに探すはずです
四字熟語でも、誰かが作った言葉でも、街中で見聞きした言葉でも、本で読んで感銘を受けた一節でも何でも大丈夫
すぐ芽吹かなくても、そうやって言葉に対するアンテナと日々自分を振り返る習慣を養う種まきをしていくことは非常に大切です
そうすることで、
💮自分を知る(こういう言葉に心が動くんだ)
💮自分をしつける(この言葉を体現できているか)
💮相手に表現する(コミュニケーション)
💮相手理解(相手の価値観を知る)
少なくとも4つの力が養われます
私が大事にしている言葉のひとつ
「一期一会」(いちごいちえ)
茶道に由来する日本のことわざです
本来の意味は、
「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものだから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という意味で、一生に一度だけの機会そのものを指す語としても用いられます
この意味を辞書で読んだとき、私は何だか「さようなら」の意を強く感じ取ってしまい、言葉の美しさのなかにちょっと寂しい儚さを覚えました
なので、私がこの言葉を心におくときは
「はじめまして」と意味づけるようにしています
初対面の方はもちろん、たとえ2度目、3度目にお会いする方であってもどんなに親しい友人でも、
どんな人とも過去のことは良い加減に手放して、毎回新鮮な気持ちで「はじめまして」の気持ちで接するように心がけています
この気持ちを家族に向けるのが一番難しいのですが😂
私達は毎日何かを経験し、成長し、変容しています
だから
過去にこんなことを言っていたから
昔はこんな行動をしていたから
どうせこの人はこうだろう、と決めつけるのも
そして自分もまた決めつけられるのも
やっぱり嫌だなと思います
またヨガ講師として現場に赴くとき
家庭教師としてご家庭に訪問するとき
「最善を尽くして、目の前の人に絶対に喜んでいただける自分で在る」
という覚悟の意味でもあります
こんな風に、ひとつの言葉から自分の個性や日々大事にしていきたいこと、価値観が言葉を通して腑に落ちる経験を積み重ねていきます
自分なりの意味づけって、大事なのです
きっと「宿題終わったの?!」
「早くごはん食べちゃいなさい!!」
と声をかけるよりも
子どもの心が対話に向かっていくと思います
激動の日々では、お時間をつくることもなかなか大変だと思いますが、
ちょっとお風呂に入ったとき
ちょっとした食後の時間に
ゆっくりお互いについて話す機会を設けて、ことばの感性を磨いていただきたいと願っています
私もまだまだ勉強中で、皆に簡潔に伝える練習をしている最中です
何歳のお子様だって 必ずできます
子供の理解度を決めてかかるのは、大人のエゴ
ある意味そういう点においては、私は子供を子供扱いしないと決めています
発達サポート型家庭教師では、インターナショナルスクール等に通っていらっしゃるお子さんの日本語指導もおこなっています
素晴らしく美しい日本の文化
豊かな日本語の感性を日々磨いて、自由に自分を表現し、たくさんの人と繋がれる力を育んでいけたら幸いです
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