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私は私のここがきらい③
【エッセイ】自分を責めることがやめられない原因とは。
今回は①の補足です。
「善悪」という観念があるから
自分を責めてしまうという内容でした。
自分を責めることは「悪」
ではありません。
「責める」=「責める」です。
「責める」=「悪」ではありません。
「1+1」=「2」です。
「1+1」=「4」ではありません。
( ・◇・)? ナゼ4 !?
「1+1」 = 「2」
自分+出来事 = 自分と出来事
ここに
● ←(悪という観念) が入ると
「1+1」=「4」
(自分+● )+ (出来事+●)
= 悪い自分と悪い出来事
という答えになってしまいます。
「善悪」という観念があると
世界が複雑になり
計算ミスが発生します。
現実をシンプルに
捉えることが難しくなります。
私たちは無意識に
余分なモノをくっつけて
考えるクセがあります。
「責める」と「悪い」を
くっつけて考えています。
「責める」=「責める」です。
「責める」=「悪」ではありません。
「原因」と「悪い」を
くっつけて考えています。
「原因」=「原因」です。
「原因」=「悪」ではありません。
「善い悪い」という観念があると
例えば
「原因はあなたにあります」
と言われた場合
「私の○○がいけなかったの?」
自分の考えや行いを責めてしまいます。
「え?私が悪いの?」
自分自身を責めてしまいます。
「自分」と「悪い」を
くっつけて考えています。
「原因」はただの「原因」です。
まず先に「善悪」という
観念を解消するとスムーズです。
自分を責めるのを
やめたハズなのに
やめたいのに
「あ、また自分を責めちゃった」とか
「自分を責めちゃダメだ!」
これはフツーに自分を責めています。
責めてることを責めています👍
でもそれが人間です。
“自分を責めてしまった自分”を
責めなくて大丈夫です(*´꒳`*)
自分を責めていることに気付いたら
「あ、やめよ」
これでやめられるのが
自然なことなのです。
でもでも、それが出来ない
というのも人間です。
では何故 “自分を責める”
がやめられないのか?
それは
自分を責めるきっかけとなった
人物・出来事・状況を
責め続けているからです。
あの人 (出来事・状況) のせいで
私はこんな思いをした。
あの人 (出来事・状況) と関わった自分
うまく対処できなかった自分が悪い
私たちは
自分を責めているとき
同じく他者のことも責めています。
他者を責めているとき
同じく自分のことも責めています。
自分 (他者) の
何をダメだと思っているのか?
これは人によって違います。
モヤモヤしたときに
自分に対して・他者に対して
その出来事・状況に対して
感情の吐き出しをしていると
自分 (他者) に
禁止している内容が分かります。
自分 (他者) に
禁止している在り方・生き方
考え方・感情・言動
これらをまずは自分に許してあげます。
すると他者のことも許せるハズです。
それが難しい場合は
吐き出していれば何とかなります👍
⇒ 何故それが起きたのか
最終的には
自分を責めるクセを作る
きっかけとなった人物への
復讐心に辿り着きます。
復讐心とは傷付いた気持ちを
取り返そうとする感情のことです。
ちなみに
自分を傷つけた (と感じた) 人を
恨んだり憎んだりすることは
「人間として自然な反応」です。
人を恨んだり憎むことは
「悪」ではありません。
人を恨んだり憎むということは
悪いことではなくて
「傷付いた」ということです。
自分の傷付いた心は
相手に仕返しをしても癒されません。
傷付いた自分を認めて許すとき
心の傷は癒されます。
*更に補足
だからといって
相手から言われたことやられたこと
(不快なこと) すべてを
黙認しろとか許しましょう
という意味ではありません👍
また、自分 (の波長) と合わない人
雰囲気・環境などに
ムリに合わす必要もありません。
ですが、
というか実際には
苦手な人や環境、いわゆる
・イヤな人
・嫌な雰囲気
・嫌な環境 etc
自分がイヤだなと感じているアレコレ
例えば「人」なら
「嫌な人」=「悪い人」ではありません。
「嫌」=「嫌」です。
「嫌」=「悪」ではありません。
「人」=「人」です。
「人」=「悪」ではありません。
「合わない」=「合わない」です。
「合わない」=「悪」ではありません。
ただ、互いの波長が
「合わないだけ」です。
例えるなら
あなた AMラジオ
わたし FMラジオ みたいな感じです。
(それぞれの周波数が違う)
だからこそ
これを常に覚えておくと
恨みや憎しみ執着などの
ネガティブな感情から解放されて
こころがとても自由になります
(* ´ ▽ ` *) パァ~
この話もまた別の機会に
詳しく出来たらと思います。