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許しクエスト Ⅱ 許しの神々

【エッセイ】許せない相手や出来事(状況)を許すためには…


許しとは
常に今の自分を許すということです。

・傷付いた自分
・感情、精神、肉体に限界のある自分
・ネガティブな観念や信念をたくさん
 持っている自分

すべてひっくるめて
「それが 人間さ」と
認めて受け入れることです。

許しの対象は「今の自分」です。
何故「今の自分」なのか?

それは、常に「今」しかないからです。

そして
今の自分の観念 (思い込み) が変われば
過去の許せない自分に対する感じ方
捉え方も変わるからです。

・やらかした自分
・他者を傷付けた自分 
・他者から傷つけられた自分 など

過去の自分や許せない相手や
出来事を許そうとしても
今の自分 (の観念) が変わらなければ

すなわち

今の自分は
ネガティブな観念や信念を
たくたん持っている
普通の人間なんだということを

自分が自覚し、認め
それを受け入れ、許せないと
過去の自分や出来事に対する
捉え方も変わらないからです。

過去に起きた
出来事自体は消えませんが
今の自分 (の観念) を
変える (認める・受容する) ことによって

闇だった過去を
光に変えることができます。

許しを得るために
許せない相手や出来事・状況は
関係あるけれど関係なかったりします。

なので、許せない人物が
目の前にいなくても他界してても
自分は許しを得ることができます。

今の自分 (の観念) 次第で
過去 (の記憶・解釈) は
変えられるということです。

自分が経験した
ネガティブな出来事は変わらずに
どこかの次元にあり続けますが

自分の観念が変わったことにより
そこの次元にネガティブな感情では
アクセスできなくなる
みたいなイメージです。

なので

その過去のネガティブな出来事を
思い出したとしても今の自分は
ポジティブに観念が変わっているので

「確かに傷付いたけれど最高の学びに
なって人生が豊かになった」

「今思えば、アノ経験はコレの為に
必要なことだったんだ💡」 

「人生の経験値が上がった」などなど

ポジティブな感覚を味わえるはずです。

前回お話したとおり「許し」に対して
ネガティブな思い込みがあると
許しが苦行になります。

実は

「許し」とは最高の癒しです。
「許し」=「受容」です。

自分を許せる (受容できる) と
自分の望みを受け取ることができます。

許し

・・・・・。

私たちは許すことが苦手です。

人生「許しましょう」で許せるほど
カンタンなものではありません。

魂に宿っているお題 
“宿題” といってもよいかもしれません。

まず私たちは
自分を責めていることに
あまり自覚がありません。

他者を許す前に
自分を許すことすら困難です。

許せない相手を
「許さなきゃ」と思ってる時点で
その相手のことを憎んでいます👍

許しはムリにやる必要はありません。
また、ムリに出来るものでもありません

許せない相手に対して
憎しみの感情を持つことに
罪悪感は要りません。

人を憎むことで
自分は穢れるのではないか?
自分は(も)悪い人間になるのではないか?

そんなことはありません。

自分は傷つけられた (と感じた) 。

例えその相手が
自分を産み育ててくれた
親や家族であっても

世話になってる
職場の人間であっても

親しい友人や仲間であっても
どこかの誰かであったとしても

傷つけられたら人間の本能的に
ネガティブな感情を抱くのは
自然なことだからです。

人を恨んだり憎むことは
「悪いこと」ではありません。

人を恨んだり憎むということは
それだけ「傷付いた」ということです。

多くの人は
自分が親を憎んでいることを
認めたがりません。
(もしくは全く自覚がない)

・あれは私のわがままだ
・あれは私の勘違いだ
・親も親で大変だったんだ
・あんな親だから仕方ない 
・私には関係ない etc

それは親に対する同情であったり
諦めだったり軽蔑だったりします。

自分が親を憎んでいることを
認めてしまったら
自分も悪い人間だということを
認めることになるからです。

自分のことを傷付けた憎らしい人間

その人間と同じ (同種・同罪) に
なりたくないからです。

なので
親に同情したり
自分のせいにしたり
無関心を装ったりして

何も問題はなかったふうに
エゴが見せかけているのです。

↑これは
自分の本心 (ホントは親が憎い) を
拒絶している状態です。

自覚ありはもちろん
自覚していなくても

持ってるものは持ってるので
拒絶のエネルギーからは
拒絶の波動が出ています。

拒絶は拒絶 (する・される現実) を
生みます。

なので
自分のネガティブなエネルギーを
見つけて認めて解消したほうが
断然お得なのです。

「うわ~ん! おとうさんのばかー」
 (;つД`)

「おかあさんのせいだ~!」
 (`ヘ´)

「ぴえん! ぴえん! ぴえん!」

どんなに些細なことでも
自分の勘違いだったとしても
小さな子供がこのように感じて傷付き
親を憎むのは当然のことです。

自分の望みは、
お父さんお母さんから
ありのままの自分で無条件に愛され
受け入れられることだった。

しかし
自分の望んだカタチでの愛情は
得られなかった。

好きの分だけ憎しみは募ります。
好きなお父さんお母さんに
拒絶されたからこそ

自分も
お父さんお母さんからの想い (愛情) を
拒絶する (受け取らない) ことによって

お父さんお母さんに
復讐をしているのかもしれません。

でも、どうか受け取ってください。

拒絶されたと感じたのは思い込みです。
拒絶が怖い怖くない

*これは親が悪いのでありません。
原因と悪はイコールではありません。

傷つけられた相手に対して
自分は恨みや憎しみ、
その他のネガティブな感情を抱いた。

その自分を
受容できる (オッケーを出せる) と

「あ、ホントだ💡」
「な~んだ! よかったんだね」
 (* ´ ▽ ` *)

↑このように心が解放されます。
この受容はとても大きいです。

自分を許すために、まずは覚えるべき
重要な回復系呪文です。

許しの冒険を始めるには
旅の準備が必要です。

たいまつ・薬草・カギ…

道具屋で必要なアイテムを
揃えてください。

・許しについてのネガティブな思い込み
 を解消すること
・許しとは常に今の自分を許すこと
・許しとは受容であること

「許さなきゃ」ではなく
 (;・ω・)

「ふーん、そーなんだあ」でもなく
 ┐( ̄ヘ ̄)┌

「許し、やってみたい!」
 (* ´ ▽ ` *) 

許しに対してポジティブな感覚が
湧き上がってきたときこそ
許しの冒険へと旅立つときです。

レベルアップ☆☆
本当の許しへと繋がる扉を発見した

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