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いじめられたりすると体内では同じように炎症が起こって慢性疾患のリスクが高くなっている

患者の多くは、甲状腺の健康がミトコンドリア機能にとっていかに重要かわかっていない。過剰なストレスは、その適応反応として甲状腺ホルモンの分泌を低下させる

継続的なストレスが炎症を生む(中略)ストレスにさらされるばかりで回復の時間が与えられないでいると、身体は自分が危機に瀕していると考える。それが引き金となって炎症が生じ、白血球が甲状腺や他の体内システムを攻撃

孤独や仲間はずれによる健康への悪影響は驚くほど短時間で生じます(中略)仲間はずれにされた人の体内では、炎症の代表的なマーカーの一つである「可溶性腫瘍壊死因子レセプター(s TNF - R)Ⅱ」の反応性が即座に上がる(中略)いじめられたりすると体内では同じように炎症が起こって慢性疾患のリスクが高くなっている(中略)孤立しているという自覚があるなら、趣味やボランティア活動(中略)運動は慢性疾患のリスクを下げるさまざまな効能がありますから一石二鳥です(中略)山歩き、サーフィンといったレジャーやファンスポーツでももちろんOKです

情報分析官

古代スパルタ人やイギリスのパブリックスクールの少年たちも、毎日、冷水を浴びる訓練が有名で、忍耐力や厳しい訓練の代名詞にもなっている(中略)これらのことから、一部の科学者は、冷水浴の習慣で寒さに対する適応力を伸ばせるかもしれないと推測(中略)寒さはいつも悪者とは限らない(中略)タイタニック号の生存者たちは、犠牲者の多くは救命具を着けて穏やかな (ただし氷のように冷たい) 海に投げ出され、寒さのために死んだのだろうと語っていたが、公式調査では溺死とされた。冷たい水が命を奪うことについて初めて科学的な研究を行ったのは、第二次世界大戦中のイギリス海軍とドイツ海軍で、沈没した戦艦から脱出した後に死ぬ乗組員があまりに多かったからだ(中略)(※生還者の)バウアーズはなぜ、それほど寒さに強かったのだろう。一つ考えられる理由は、彼が毎朝、南極の冷気の中で裸になり、氷のように冷たいバケツで何杯もかけて全身を洗っていたことだ。仲間は恐れおののいて見守っていたという。いくつかの研究から、断続的に寒さに体をさらしていると、人間はある程度。寒さに適応できることがわかっている。引用者加筆.

情報分析官

環境を選択することが、あなたを最善の選択に向けて後押ししてくれる(中略)周囲に人並みの人間しかいなければ、あなたも人並みな基準で生きるようになる(中略)基準は習慣となり、習慣は結果となる。傑出した成果を出すのは、たいてい人並み以上に高い基準で生きている人だということに気づいている人は少ない(中略)他人と同じことをやっていれば、他人と同じ結果になる。他人とは違う結果を手に入れたければ、基準を引き上げるしかない。達人と一緒に仕事をするのが最良の教育だ。それが基準を引き上げる一番確実な方法である。達人はエクセレンスを追求するために、あなたにもエクセレンスを要求する。ただそんな機会に恵まれる幸運な人はまれだ。とはいえ諦める必要はない。達人と直接一緒に働く機会がなくても、彼らやその仕事ぶりについて書かれた文献を読むことで、自分のまわりを高い基準を持つ人々で固めることはできるのだ(中略)達人級の仕事には異常と思えるような高い基準が必要で、達人とは凡人にあるべき基準を示す存在だ

情報分析官

概して、類まれな状況で適応できるのは、平均値から外れているものだ。「おおむね良い」ものは、極端な状況で使い物にならない。一年のうち八ヶ月間はちょうど良い上着を厳寒期に着たら風邪をひく。それと同じで、一般に歓迎されないが増強装置となりうる資質は、特殊な状況で本領を発揮するのだ。さながら一般道を走れないF1カーが、レーシングコースで新記録を打ち立てるように。統計学的にも、並外れた能力について考えるとき、平均値は何の意味もなさない。重要なのは分散で、標準からの散らばり具合だ。人間社会ではほぼ普遍的に、最悪のものをふるいにかけて取り除き、平均値を上げようとする。だがそれと同時に、分散も減らしている。

一〇人の男性に、ヘリコプター水中脱出訓練に取り組ませた。これは水中に沈み、上下逆さまになったヘリコプターから脱出させるというきわめて強いストレスがかかる訓練(中略)あるスキルを鍛えれば、鍛えたスキルとはあまり関係のない分野のスキルまで伸びる

情報分析官

寒冷療法が、甲状腺およびミトコンドリアの機能を改善

情報分析官

摂氏12度の水に10分間浸かると、ミトコンドリアの増加スイッチがオンに(中略)寒気に晒されたりすると、全身に危険信号を発します。このとき長寿遺伝子のスイッチをオンにし、ミトコンドリアを増やそうとする

情報分析官

寒いところに行くとミトコンドリアが増えるというデータがあります。寒さを感じると、私たちの体は、体温を上げるためにエネルギーが必要だと判断し、そのためにミトコンドリアを増やせと言う指令を出す(中略)サウナのあとで水風呂に入ったりすると、こうした指令が出されて、ミトコンドリアが増える

情報分析官

サウナ部屋にだけ入って水風呂に入らなかったときと、水風呂に入って体を思いっきり冷やしたときと比べてみてください。水風呂に入ったときのほうが、不思議と体がポカポカしてくるはずです(中略)それこそが、体が冷やされて、ミトコンドリアが増えていくぞというサイン(中略)「寒さ」を好むのが、じつはミトコンドリア(中略)ミトコンドリアを増やすだけなら「寒さ」を利用するだけでもいい(中略)寒さを感じることで、体は 「エネルギーが必要だ」と感じます。 するとエネルギーをつくらなければ生命活動ができなくなるため、ミトコンドリアを増やそうとする───日本医科大学 太田成男教授(著書名失念)

情報分析官

サイコパスはあまり気にしない(中略)禅でよく言う 〝何ものにもとらわれるな〟をまさに実戦しているのだ。信じられないかもしれないが、〝今を生きる〟能力は、サイコパスと仏教の高僧に共通している。またトップクラスのアスリートにも共通している(中略)肉体的な負担をかけることによって、不安、ストレス、うつの予防に効果がある。これは何度も風邪をひくことで病気に対する免疫力が高まるのと同じで、より悪性の感情のストレスに対して心に予防接種をするようなものだ。しかし、冷水を定期的に浴びることでも同様の効果がある(中略)冷水を浴びたあとに生じる急激な熱を伴う───が、精神的なタフさを徐々に増加させ、長期間のストレスを受けても感情的に安定した状態が保てる(中略)心理学者リチャード・ディーンストビアは、寒さへの耐性と感情の安定性にはおそらく相関関係があり、寒さへの耐性をつければつけるほど、感情が安定すると主張

情報分析官

禅の瞑想者は繰り返される痛みで学習してそれを脅威でないと学習するのではなく(学習には前頭前皮質の関与が必要と考えらている)、単に痛みを無視することに決めている

苦痛を恐れて逃げようとするから、痛みはどこまでも追いかけてくる。だから、どこかで度胸を決め、身をひるがえして痛みのただ中へ飛び込んでしまえ。すると、痛みが嘘のように消える───そんな奇跡は今でも起こりませんが、少なくとも痛みがそれほど気にならなくなります。どうにも耐えがたいのが、何とか耐えられるまでには克服できるのです。つまり、苦しみや痛みが迫ってきたとき、身を避けようとしたら、かえって苦痛を増幅させてしまうことになる。そのいちばんの解決法は、自分を捨てて苦の中に思い切って身を投じてしまうことなのです。すると、苦中に活路が開ける。冷水に飛び込めば、身を切られるように冷たいに決まっていますが、刻苦あるところに必ず光明ありで、その冷たさ、苦しさこそ真理に接している証の痛み

情報分析官

温水と冷水に交互に浸かる効果の研究では、翌日までしっかりと残るはずの筋肉のこわばりが軽減されたという結果が出ている(中略)マリアン・ペパーは、リウマチを患って12種類もの薬を使用していた。痛みのために自分で服も着られなかった。それが、いまや薬も飲まずに元気いっぱいだ(中略)他人に「頼る」のではなく、身体に備わっている能力を活用すべきだ(中略)深酒した翌日の二日酔いや時差ボケの対策に使える(中略)「コールド・トレーニング」を積み重ねることで、ヴィムは多くの「褐色脂肪」を持つようにもなった(中略)白色脂肪と比較すると多量のミトコンドリアを含むため、色が茶がかって見える(中略)褐色脂肪は「体内に蓄えられた脂肪」と「燃料として使う脂肪」のバランスを適切に保つ役割を果たしている(中略)褐色脂肪が多いほど、燃やされる脂肪が増える───そして、もっと体重を減らせる(中略)白血球が増え免疫力が上がる「コールド・トレーニング」(中略)毎日冷水シャワーを浴びる人も白血球が多い(中略)身体の一部を冷水に浸けると、血管を強化するホルモンと凍死を防ぐホルモンが放出される(中略)慢性的なストレスは健康に害を成すが、制御された強烈なストレスは人間の身体がつくり出す薬のひとつなのである。

体に影響を及ぼすには、冷水と温水の刺激を交互に与えるのがもっとも良く、クナイプ氏はそれを効果的に行える方法を開発しました。クナイプ氏が開発した水治療には、冷水を体にかける治療法、冷水や温水の風呂に入る治療法(冷水浴、温水浴)、足浴、薬草を使った湿布などがあります。私の祖父と父がその水治療を行う医師だったため、私も自宅で毎日、冷水を体にかけたり、冷水の風呂に入ったりしていました(中略)病院に理学療法科だけでなく、水治療法科もあったほどです。しかし、私が医学を勉強していた1980〜1990年に、その状況は一変しました。医学の世界では、クナイプ式水治療法は時代遅れとなり、さらに人件費や水道代が値上がりしたことで、その治療を行なっていた診療所や病院は経済的に苦しくなり、クナイプ式水治療法を行わなくなってきたのです。病院の水治療法科の浴槽は取り外され、その治療室はほこりだらけの部屋となり、ついに内視鏡やエックス線装置が置かれる検査室になってしまいました。クナイプ式水治療法の支持者は、イメージを良くするためにクナイプ氏の肖像画をアンディ・ウォーホル風に書いて見たり、クナイプ主義なんて言葉を使ってみたり、いろいろとマーケティング戦略をしたのですが、あまり成功しませんでした。特に若者には、その戦略は全く響きませんでした(中略)しかし、リハビリ施設や自然療法の病院だけは、引き続きクナイプ式水治療法を行っていました

情報分析官

どうすれば脂肪は脂肪酸に分解できるのか(中略)脂肪を分解できる酵素は五つしかないので、そのなかのどれかを利用するほかありません(中略)『リパーゼ』寒いと出てくる酵素です。気温10度以下ぐらいの部屋に薄着のまま30分ぐらいいれば分泌されます(中略)しかし、これを実行するのは、中高年の人にとっては、かえって体にマイナスです───脳内革命 春山茂雄医博(著書名失念)

私は2002年、念願だった癌や染色体疾患の治療のための個人用温冷浴設備を登記した(九十九里浜)。しかし、2011年の東日本大震災で手放すことになった。がん治療の場合、温冷浴は1日2回が推奨されている。これが治療効果の4割を占める。残りの6割は、大気療法(皮膚呼吸をつける)、高気圧酸素療法、家庭用酸素カプセルの使用。これが残りの60%を占める。原発事故前の私は、がんの第1ステージをイメージして生活していた。原発事故後は、第2ステージがんをイメージして治療を取り入れた生活をしています。

関連リンク↓

https://note.com/wandering_1234/n/n13db508d57ad



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