タイ伝統医療とタイハーブの底力を知るチェンマイ5日間の旅
タイ・チェンマイへ
2023年に続き、2024年もタイ・チェンマイへ行ってきました。
旅のトータル期間は1週間、チェンマイでは5日ほど過ごしてきました。
行き帰りとトランジット(乗り換え)や寄り道をする計画を立てたわたしが悪いのだけど、とにかくあっという間で、予定も詰めすぎた!ゆるゆるペースが大事なタイ滞在なのに、とにかくなんだか忙しかったな…。という旅になりました。
だいたいはここに書いた通りの予定になったのだけれど、短いながらもマカオーバンコクーチェンマイーバンコクと移動することになってしまい、それが慌ただしさの元だったかもしれないな、と少しだけ反省。
ちなみに、つかの間のマカオ滞在については、別途記事を書く予定!
チェンマイはゆるいイナカ感が残る伝統都市
タイ北部にあるチェンマイは、13〜18世紀頃にラーンナー王国という王朝の都があったところで、タイの古い伝統的な寺院がたくさん残っていることで知られています。
タイ伝統医療もそのひとつで、よく知られたタイ古式マッサージ(ヌア・ボーラン)のほか、トークセン(木槌でからだを叩いて症状を軽減させる施術)や、ユーファイ(産前産後の女性のためのハーブ温熱ケア)、ルーシーダットン(タイ式ヨガ)など、さまざまな種類のものが今でも活用され、外国人に対してもその学びの門戸を開いています。
首都バンコクに比べると、ずいぶん発展したものの、圧倒的にまだまだイナカ感が残っており、昔から外国人がたくさん長期滞在する居心地のよいまちとして、知る人ぞ知る人気の都市だったりもします。
わたしとチェンマイの関わりはもう20年以上
わたしはもともとバックパッカーとして東南アジアをうろうろしていた時代から、チェンマイはお気に入りで、2000年頃に数回行ってタイマッサージの資格を取って以来、なんだかんだ理由をつけて数年に1度は訪れていました。
チェンマイは、わたしにとって、人を触って癒やすマッサージセラピストという職業を意識した原点のまちとも言えます。
残念ながら?、その後アメリカで筋膜リリースやトリガーポイント療法など学ぶ学校で、マッサージテーブルを使ったオイルトリートメントを主に学んだこともあり、タイマッサージ自体をお客さまに施術することはほとんどありませんが、タイマッサージの世界はとても気に入っているし、受けるのも大好き。
また、西洋医学の世界とは違い、中国の医学とインドの医学のいいとこ取りのようにもみえるタイ伝統医学は、東洋医学というもうひとつの大きな世界を知らないわたしにとっては、いつか学びを深めたいと思っていました。
奥深いタイ伝統医療の世界へ再びDIVE IN
内臓に対して、お腹を直接マッサージすることで、気を整え、状態をよくし、感情も流していくチネイザンや、産前産後に、徹底的にハーブと熱の力で温めて緩めていくユーファイなど、タイ伝統医学の世界はとってもとっても奥深く、知れば知るほど、深みにハマる世界。
いったんセラピーの世界から離れていたわたしが、たまたまユーファイの施術の一種であるハーブサウナというものを知り、そこから女性のためのセラピーでもあるユーファイを、まずは自分のためにやりはじめてみたら、あら不思議。生理や子宮の問題がかなーり軽減!
ますますそこから学びを深めたくなり、日本国内でも講習を受けたり、旅と癒やしを兼ねて、本場タイに学びにいくようになったのです。
学びと癒やしとショッピング
今回のチェンマイ5日間では、
2日間まるまる使ってハーブを布でくるんでボール状にして蒸したもので、全身をケアしていく「ハーブボール」を学ぶこと
ハーブボールの施術を含む、できるだけいろんな伝統医療の施術を受けて、自分が癒やされる実感を得ること
タイで購入できる現地ならではのハーブグッズや自然食品などを買ってくること
を目的に向かいました。
5日間でこの3つの目的はめいっぱい時間を使って堪能できたかな。
この後、それぞれのことを少しずつ詳しく記事で紹介していきます!
お楽しみに〜