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就活生さん&新人さん必見!!流通業で働きたいなら、これだけは知っておいてほしいこと

こんにちは、犬好きコンサルのわんちゃんです。
2021年に独立し、広島にあるニコトモ株式会社で働いています。

今回は、就活生や新人さんに向けて、流通業で働く上で知っておくべき重要な考え方についてお話しします。

こんな相談をいただきました

「就活中です。将来、流通業で働きたいと思っています。流通業で働く上で大切にすべき考え方ってありますか?」

今回は、この相談にお答えして、流通業で働く上でまず知っておくべき「QSC」について紹介します。
僕も30代前半はアパレルで店舗マネジメントの仕事をしていましたので、QSCの徹底を心掛けていましたね。


QSCとは?

QSCとは、マクドナルドの創立者が提唱した概念で、品質(Quality)、サービス(Service)、クリンリネス(Cleanliness)の英語の頭文字をとったものです。QSCを指標とすることで、どの国においても同じ価値を提供することができ、世界的な事業拡大につながりました。現在では、飲食以外の多くの流通業で取り入れられています。

1. Q(品質: Quality)

品質とは、製品やサービスの質のことです。流通業では、商品やサービスの質を高めることが重要です。

  • 具体例:飲食店では「料理のおいしさ」、アパレルでは「商品の質(ファッション性)」、美容室では「カットの技術」などが該当します。例えば、アパレル店では、最新のファッショントレンドを取り入れた高品質な商品を提供することが求められます。

2. S(サービス: Service)

サービスとは、接客時の対応の質のことです。顧客満足度に大きく影響します。

  • 具体例:「来店時の挨拶」「来店時から着席までの案内」「注文時の対応」「商品の提案・提供」「レジでの対応」「退店時のお見送り」などが含まれます。例えば、飲食店では、笑顔での接客や迅速な対応などです。

3. C(クリンリネス: Cleanliness)

クリンリネスとは、店内の清掃の質のことです。店舗の清潔さが顧客の印象を大きく左右します。

  • 具体例:テーブルやイスの清掃、内外装の劣化防止、従業員の身だしなみ、トイレや駐車場の清潔さなどが含まれます。例えば、美容室では、清潔な環境であることが顧客の安心感につながります。

QSCの重要性

QSCは、流通業において顧客満足度を高めるための基本的な指標です。
この3つの要素をしっかりと意識することで、顧客からの信頼を得ることができ、事業の成功につながります。
以下に、僕のクライアント企業さんがQSCを高めるためにやっていることを紹介します。

Q(品質: Quality)

品質は、顧客が商品やサービスに対して抱く期待を満たすために欠かせない要素です。高品質な商品やサービスは、顧客満足度を高めるだけでなく、リピーターを増やすことにもつながります。

  • 具体例:飲食店では、常においしい料理を提供することで、顧客が再度訪れる理由になります。食材の品質管理に細心の注意を払い、調理の技術を向上させることで、高い顧客満足度を維持しています。

S(サービス: Service)

サービスの質は、顧客との直接的な接点であり、顧客体験に大きな影響を与えます。優れたサービスは、顧客が感じる満足感を高め、ポジティブな口コミを生み出すことができます。

  • 具体例:小売店では、来店時の挨拶から始まり、丁寧な商品説明やレジでの対応、退店時のお見送りまで、一連のサービスが顧客の心に残ります。ある高級アパレル店では、顧客一人一人に専任のスタッフがつき、丁寧に対応することで、特別な顧客体験を提供しています。

C(クリンリネス: Cleanliness)

クリンリネスは、店舗の清潔さや衛生状態を指し、顧客が安心して利用できる環境を提供するために重要です。清潔な環境は、顧客の信頼を得るだけでなく、従業員の士気向上にも寄与します。

  • 具体例:飲食店では、テーブルやイスの清掃はもちろん、トイレやキッチンの清潔さも重要です。例えば、一定時間ごとに店内の清掃を行い、清潔な環境を保つことで、顧客が安心して食事を楽しむことができます。

QSCの実践による効果

QSCを徹底することで、以下のような効果が期待できます。

  1. 顧客満足度の向上:高品質な商品、優れたサービス、清潔な環境は、顧客満足度を大幅に向上させます。

  2. リピート率の増加:満足度の高い顧客はリピーターとなり、長期的な売上向上につながります。

  3. ブランドイメージの向上:QSCを徹底することで、ブランドイメージが向上し、新規顧客の獲得にもつながります。

  4. 従業員の士気向上:清潔で働きやすい環境や明確な品質基準は、従業員のモチベーション向上にも寄与します。

僕がよく行くカフェの事例

僕がよく行くカフェは、QSCを徹底的に意識しています。その結果、店内はいつも清潔で、スタッフのサービスも素晴らしく、コーヒーの品質も高いものでした。このような店舗は、お客様からの評価が高く、常に賑わっていますよね。QSCを意識して高めることにより、顧客満足度が高まり、リピーターが増え、売上が安定するという好循環が生まれました。

皆さんが働きたい会社が流通業であれば、そのお店がQSCをどれくらい意識しているか実際に体験してみてください。
QSCの重要性を理解し実践することで、流通業でのキャリアがより充実したものになります。

ぜひ、「スキ」や「フォロー」など、どんなかたちでも良いのでリアクションしていただければ、僕にとって、とても大きな励みになります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

最後に

弊社ではクライアント企業の皆さんの様々な相談に乗っています。クライアントではない皆さんにも、仕事をする上での悩みを解決するコツをnoteで紹介していきたいと思っています。皆さんの成長をサポートするために、これからも有益な情報を提供していきます。
いつも皆さんのことを応援しています。

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