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転職・就活をうまく進めるために、自己理解を深める5つの簡単なステップ

いつも読んでいただき、ありがとうございます。
2021年に広島でニコトモ株式会社を立ち上げ、企業のサポートをしています。

先日、こんな相談をもらいました。

転職活動を始めようと思っています。自己理解が大事だとよく聞くんですが、具体的に何をすればいいんでしょうか?

そんなご質問にお答えして、今日は転職だけでなく、就活をしている方にもお薦めの自己理解を深めるための具体的な方法を5つご紹介します。
どれもシンプルなので、まずは一つずつ試してみてくださいね。

1. 自分の強みを知る

自分の強みを理解することは、どんな職場でも大きな武器になります。でも、自分の強みを見つけるのって意外と難しいですよね。
そこで、僕がオススメするのは、ギャラップ社のストレングスファインダーというツールです。有料ですが、34の強みから、あなたの強みを5つピックアップしてくれるので、自分を深く知る手助けになります。

簡単にやるなら、この本を購入して実施するのが楽ですよ

具体例

WEBで質問に答えるのですが、1問ごとの回答時間には限り(10秒から15秒)がありますので、30分くらい集中できる時間を作れるときにやることを推奨します。
例えば、朝の静かな時間や、夜にリラックスして取り組める時間を選んでやってみてください。ストレングスファインダーを実施すると、自分の強みが具体的に示され、その強みを活かす方法もアドバイスされます。

2. MBTIで性格タイプを知る

MBTIという性格診断も自己理解を深める手段の一つです。
ネットで無料で診断できるものもあるので、気軽に試してみてください。
自分の性格傾向を知ることで、どんな職場環境で自分が輝けるかが見えてきます。

具体例

例えば、「INTJ」タイプとわかれば、計画的に物事を進めるのが得意なので、プロジェクト管理などに向いているかもしれません。性格を理解すると、自分に合った職場選びがしやすくなります。

3. 周囲の人にアドバイスをもらう

親しい友人や同僚に「私の強みって何だと思う?」と聞いてみましょう。
自分では気づかない新たな視点が得られることが多いです。また、転職面接でも「周りからどんな人だと言われますか?」と聞かれることがあるので、準備にもなります。

具体例

例えば、友人に「私はどんなところが得意だと思う?」と聞いたところ、「リーダーシップがある」と言われたとします。
このフィードバックをもとに、自分がリーダーシップを発揮できる場面って、具体的にどんな状況の時か?を考えたり、リーダーとしての強みを活かせる職種を考えることができます。
また、いま働いている人は、上司や同僚からも同様のフィードバックをもらい、自分の強みや改善点を客観的に把握することができます。

4. 日記やジャーナリングで振り返る

日記を書く習慣をつけることも、自己理解を深めるのに効果的です。
毎日5分でもいいので、その日の出来事や感じたことを書いてみましょう。自分の思考や感情が整理され、成長や改善点が見えてきます。

具体例

「今日はプレゼンで緊張したけど、思ったよりうまくいった」
「今日はチームとのコミュニケーションに課題があった」
など、具体的に書くことで、自分の強みや課題がクリアになります。

5.実際に行動して経験学習モデルを回す

自己理解を深めるためには、考えるだけでなく、実際に行動して経験を積むことが大切です。
ここで有効なのが「経験学習モデル(コルブのサイクル)」です。
このモデルでは、経験を積むだけでなく、その経験を振り返り、そこから学びを得て、新たな行動に反映させます。
この繰り返しが自己理解を促進させますよ。

ディヴィット・コルブの経験学習モデル

経験学習モデルは以下の4つのステップで構成されます:

  1. 具体的な経験   実際に新しい挑戦をしてみること。例えば、新しいプロジェクトに参加してみたり、新しい役割に挑戦してみたりすることがこれに該当します。

  2. 内省(振り返り) その経験を通して何を感じたか、どんな結果が出たかを振り返ります。この段階では、成功した点だけでなく、難しかった点や改善点にも目を向けることが大切です。

  3. 概念化(教訓化)  振り返りをもとに、どのようなスキルや知識を身につけたのか、また今後に活かせることは何かを整理します。この段階で学びが深まります。

  4. 実践  学んだことを次の経験に活かして、さらに成長していきます。新たな挑戦に対して、より効率的に取り組めるようになります。

このサイクルを繰り返すことで、自己理解が深まり、自分がどのような場面で力を発揮できるか、またどうすればより良い結果を出せるかがわかってきます。

具体例

例えば、新しいプロジェクトに参加してみて、最初はサポート役に徹していたが、その後リーダーシップを発揮できる場面が出てきたとします。
経験後にそのプロジェクトを振り返り、「自分はどのようにチームをサポートできたか」「リーダーシップを発揮する場面では何が難しかったか」などを考え、その学びを次の仕事に活かしていく。この繰り返しが、自己成長につながります。

まとめ

自己理解を深める5つの方法として、ストレングスファインダーやMBTIを活用し、周囲からのアドバイスを受けたり、日記で自分の思考を整理すること、そして行動して経験学習モデルを回すことが挙げられます。
これらを取り入れて、転職だけでなく、就活にも役立ててみてください!

ちなみに、僕自身は、ツールも有効ですが、普段から経験モデルを使って振り返りすることが、一番有効だと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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