先輩にメモをとるように注意されるけど、なぜメモをとることは大切なの？
こんにちは、犬好きコンサルのわんちゃんです。
僕は2021年に独立し、広島にあるニコトモ株式会社で働いています。
こんな相談をいただきました
「会社で先輩にメモを取るように注意されます。私は記憶力も良いので、メモを取らなくても大丈夫だと思っているのですが、そもそもメモって何のために必要ですか？」
メモを取ることの重要性
20代はキャリアを築き始める上で非常に重要な時期です。この時期に身につけるべきスキルや習慣の中で、特にメモを取る習慣は若手社員にとって非常に有益です。今回は、メモをすることの価値についてお伝えします。
1. 記憶の定着を促進する
メモを取ることは、聞いたり読んだりした情報を記憶に定着させるのに役立ちます。情報をメモで取ることで、その情報が長期記憶に移行しやすくなると言われています。
例えば、会議で話された内容や上司からの指示をメモに取ることで、後から見返すことができ、重要なポイントを忘れずに済みます。
具体例：
会議の内容をメモする：例えば、プロジェクトの進捗会議での重要な決定事項や次のステップをメモしておくと、後でチームメンバーと共有する際に役立ちます。
上司の指示をメモする：上司からの指示や依頼をメモしておくことで、忘れずに対応でき、信頼を築くことができます。
2. アイデアの生成と整理
メモは、思いついたアイデアやひらめきを即座に記録するツールとしても有効です。後で見返すことで、新たなアイデアやプロジェクトへのインスピレーションにつながることがあります。また、アイデアを整理し、優先順位をつけるのにも役立ちます。
僕は思いついたら、スマホのメモ機能に残すようにしています。
具体例：
ブレインストーミングのメモ：チームでブレインストーミングを行った際に出たアイデアをメモし、それを基に新しいプロジェクトを企画する。
個人的なアイデアのメモ：通勤中や仕事の合間にふと思いついたアイデアをメモしておき、後でそのアイデアを具体化するための資料として活用する。
3. 目標設定と進捗管理
メモを活用して目標を書き留め、定期的に進捗をチェックすることで、自身の成長を視覚化することもできます。
例えば、月初に今月の目標をメモに書き出し、週ごとに進捗を確認することで、小さな成功を積み重ねることがモチベーションの維持につながります。結果的に大きな目標達成に繋がりやすくなります。
具体例：
月間目標のメモ：例えば、「今月は10件の新規顧客を獲得する」といった具体的な目標をメモし、毎週の進捗を確認する。
プロジェクト進捗のメモ：大きなプロジェクトを進める際に、各ステップの進捗状況をメモしておき、次に何をすべきかを明確にする。
4. 情報伝達
メモは、会議やプレゼンテーション、さらには日常の会話での重要なポイントを捉えるのに役立ちます。
例えば、会議で話し合われた重要事項をメモしておけば、その会議に参加していなかった同僚や先輩に情報を共有することができます。これにより、情報伝達のミスを減らし、チーム全体の効率を上げることができます。
具体例：
会議の要点をメモする：例えば、重要な会議での決定事項やアクションアイテムをメモし、それをチームメンバーと共有することで、全員が同じ情報を持って行動できる。
プレゼンテーションのフィードバックをメモする：プレゼン後のフィードバックをメモし、次回の改善点として活用する。
5. ストレスの軽減
頭の中にある考えやタスクを紙やデジタルツールに移すことで、心理的な負担が軽減されます。例えば、やるべきタスクをすべてメモに書き出すことで、頭の中が整理され、何を優先すべきかが明確になります。メモを取ることは、心の中を整理し、ストレスを管理するのに有効な手段の一つです。
具体例：
タスクリストの作成：毎朝、今日やるべきタスクをメモしておくことで、一日の計画が立てやすくなり、ストレスが軽減される。
考えを整理するメモ：複数のプロジェクトを同時に進める際に、各プロジェクトの進捗や次のステップをメモしておくことで、混乱を避ける。
実践例
メモの取り方
ポイントを押さえる：会議や指示の中で重要なポイントを簡潔にメモする。
自分の言葉で書く：他人の言葉をそのまま書くのではなく、自分が理解しやすいように要約して書く。
見返しやすく整理する：日付やタイトルをつけて、後から見返した時に内容がすぐに分かるようにする。
デジタルツールの活用
最近では、メモを取るための便利なデジタルツールも多くあります。例えば、EvernoteやOneNoteなどのアプリを使えば、どこからでもメモにアクセスでき、タグ付けや検索機能を使って簡単に整理することができます。
最後に
皆さんは仕事のメモを取っていますか？メモを取る習慣を身につけることで、記憶の定着やアイデアの整理、目標設定と進捗管理、情報伝達の効率化、そしてストレスの軽減など、さまざまなメリットを享受することができます。
ぜひ、「スキ」や「フォロー」など、どんなかたちでも良いのでリアクションしていただければ、僕にとって、とても大きな励みになります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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