Swing Out Sister - Now You're Not Here 日本語訳・和訳・意訳・歌詞解説
この曲は私の心のベストテン第1位の候補です。イントロもメロディもトラックも歌詞もPVも全部本当に大好き。聴きすぎて自分の恋愛観がこの曲に影響されすぎてます。(みんなも聴こう!)
以前もやった懐かしの曲の再解釈と言うことで、本noteで文学っぽい翻訳(いつも通りChatGPT先生と相談しながら)を掲載させて下さい。
前回はこちら:
基本情報
楽曲タイトル: Now You're Not Here(邦題:あなたにいてほしい)
アーティスト: Swing Out Sister(スウィング・アウト・シスター)
リリース日: 1996年
収録アルバム: 『Shapes and Patterns』
作詞・作曲: Andy Connell(アンディ・コーネル)、Corinne Drewery(コリーン・ドリュリー)
プロデューサー: Paul O'Duffy(ポール・オドゥフィー)
ジャンル: ポップ、ジャズ、ソウル
リリース背景と成功
「Now You're Not Here」は、1996年にリリースされたSwing Out Sisterの楽曲で、同年のTBS系ドラマ『真昼の月』の主題歌として書き下ろされました。
この曲は日本限定でシングルとして発売され、30万枚を超える大ヒットを記録しました。
また、1997年の日本ゴールドディスク大賞で洋楽部門グランプリ・シングル賞を受賞し、Swing Out Sisterの日本での人気をさらに確固たるものとしました。
評価とチャート成績
「Now You're Not Here」は、日本のオリコンシングルチャートで最高10位を記録し、長期間にわたりチャートインしました。
この成功により、Swing Out Sisterは日本での知名度と人気を大きく高め、以降も日本市場を重視した活動を展開しています。
日本語訳・意訳
Verse ~ Pre-Chorus
Chorus
Verse ~ Pre-Chorus
Chorus
Bridge
Chorus
(※シングル版は2回繰り返し)
Outro
歌詞内に登場する慣用句
Kiss our eyes open
意味:やさしく目を開かせる
解説:これは「朝の陽射しが目をそっと開かせる」という詩的な描写で、陽射しが目に触れて自然と目覚める様子を表現しています。「kiss」という単語が「優しく触れる」というニュアンスで使われています。
派生元:「kiss」は一般的には「キスする」という意味ですが、ここでは「そっと触れる」「優しく目覚めさせる」といった比喩的な意味で用いられています。
Dead and gone
意味:完全に消え去った、もしくは終わった
解説:この表現は「完全に終わってもう戻らない」という意味を持ち、スラングに近いニュアンスで「完全に終わり」という意味を強調します。二重表現(「dead」と「gone」)を使うことで、もう取り戻せない状態であることを強調しています。
語源:「dead」は「死んでいる」、「gone」は「去った」という意味の一般的な単語ですが、この組み合わせは「取り返しのつかない喪失」を表現します。
Run away
意味:逃げ出す
解説:「run away」は「(物理的または精神的に)逃げる」というイディオムです。ここでは、感情的に逃げ出したいという意味で使われています。
語源:直訳で「走り去る」が原義ですが、日常的に「逃げる、立ち去る」の意味で使われるようになりました。
Hide away
意味:隠れる、身を潜める
解説:「hide away」は「どこかに隠れる」「身を潜める」という意味のフレーズで、通常「隠れる」よりも長期的なニュアンスが含まれます。歌詞では感情から逃れたい気持ちの象徴として使われています。
派生元:「hide」は「隠れる」という意味ですが、「away」を加えることで「どこか遠くに隠れて身を隠す」といったニュアンスが強まります。
Took for granted
意味:当たり前のものとして受け入れる
解説:「take something for granted」は、何かを当然だと思ってしまうこと、または存在に感謝せず当たり前と思い込むことを意味します。歌詞では二人の関係を当然のものとして受け入れ、努力を怠ったことを指しています。
語源:「grant」は「認める」や「与える」という意味ですが、「take for granted」は16世紀頃にこのフレーズとして確立され、「感謝や意識を払わず当然のものとする」という意味で使われています。
おまけ
いやー。。。アルバム「Shapes And Patterns」や「Beautiful Mess」もすごいよく聴きましたけど、やっぱマジでこの曲良すぎるんだよなー。。。
(ちなみにラスサビは2回繰り返してほしい派です)
そして改めてしっかり歌詞に向き合って翻訳しましたけど、正直ずっと涙目でした。あまりにも自分すぎる。Chorus部分が自分にも程がある。
一番心を抉られたのは以下です:
正直言って、「愛は育むもの」ということを忘れていた自分がいたかもな、とすごい考えました。
「覆水盆に返らず」という私が一番この世から無くなって欲しいと願ってしまう概念ですけども、人の性としてそれを受け入れ、常に相手と真摯に向き合う姿勢を忘れずに、丁寧に生きられたら良かったのにな、、、
、、、と毎度毎度自分の自己肯定感に打撃を食らわせちゃう。
この「Now You're Not Here」の歌詞の好きなところって、救いがないんですよね。オチとして「でも前を向いて歩いていこう」ではなくて、「あなたがいなくてただただ悲しい」って曲ですから。
そこが逆に人間だなー、って思うんです。
とことん反省すればいいが後悔はダメだ、とルーキーズで習いましたが、分かっててもやっぱりそれは難しいなと思い知る人生ですわ。