Santana - The Game Of Love featuring Michelle Branch 日本語訳・和訳・意訳
MVを見ると「リア充爆発しろ!(羨」的な意味で発狂しそうになるけど、いい曲ですよね〜。
以前もやった懐かしの曲の再解釈と言うことで、本noteで翻訳(いつも通りChatGPT先生と相談しながら)を掲載させて下さい。
前回はこちら:
基本情報
楽曲タイトル: The Game of Love
アーティスト: Santana feat. Michelle Branch
リリース日: 2002年9月23日
収録アルバム: Shaman
作詞・作曲: Gregg Alexander、Rick Nowels
プロデューサー: Rick Nowels、Carlos Santana、Clive Davis
ジャンル: ロック、ポップ・ロック
リリース背景と成功
「The Game of Love」は、Santanaの19作目のスタジオアルバム『Shaman』に収録され、アルバムのリードシングルとしてリリースされました。この楽曲ではMichelle Branchがボーカルを担当しており、彼女のクリアな歌声とSantanaのギター演奏が見事に融合しています。このシングルはアメリカ国内外で高評価を得て、2002年のグラミー賞では「Best Pop Collaboration with Vocals」を受賞しました。
「The Game of Love」は、当初ティナ・ターナーがボーカルを担当する予定でした。彼女が歌ったバージョンも実際にレコーディングされており、完成していたものの、ターナーはミュージックビデオの制作には参加しない意向を示したため、この案は見送られました。そこで、アルバムプロデューサーのクライヴ・デイヴィスは、ボーカルを代替するためにミシェル・ブランチを採用することを決定し、彼女が最終的にリリースバージョンで歌うことになりました。また、ティナ・ターナー版は後に『Ultimate Santana』のコンピレーションアルバムで収録され、ファンに披露されています。
評価とチャート成績
「The Game of Love」はリリース後、世界中の音楽チャートで上位にランクインしました。アメリカのBillboard Hot 100で5位を記録し、Billboard Adult ContemporaryとAdult Pop Airplayでは1位に輝いています。また、カナダやスペインでもトップ10に入るなど、国際的な成功を収めました。
日本語訳・和訳・意訳
Verse 1
Pre-Chorus
Chorus
Verse 2
Pre-Chorus
Chorus
Bridge
Pre-Chorus
Chorus
Outro
当歌詞に登場するスラングっぽいもの
Up to bat
意味: 「自分の番が来る」「挑戦の場に立つ」
解説: 野球用語から派生し、「打席に立つ」ことを意味します。ここでは「恋愛の場面で自分の番が来た」「真剣勝負の場に立っている」といった意味で使われています。
A little bit of this, a little bit of that
意味: 「これとあれが少しずつ」「ちょっとしたいろいろ」
解説: 英語でよく使われる表現で、特定のものを指さずに「さまざまなこと」や「少しずつのいろいろ」を意味します。「少しの幸せと少しの苦しみが混ざり合う」という状況が暗示されています。
Candy store
意味: ここでは「甘い世界」「楽しさの象徴」
解説: 「キャンディストア」は実際のキャンディショップ(駄菓子屋)を意味しますが、恋愛の文脈では相手の魅力や甘さ、心の豊かさを象徴しており、「恋愛の甘さ」「楽しさ」が詰まった場所の比喩として使われています。
Game of love
意味: 「愛の駆け引き」
解説: 恋愛における駆け引きや挑戦、恋の試練を指します。「ゲーム」と表現されることで、恋愛が時に楽しく、また時に困難であることが示唆されています。英語では「the game of love」として恋愛における戦略的要素や心理戦を指すのに使われることがあります。
Roll me
意味: 「私を振り回す」「揺さぶる」
解説: 「roll」には「転がす」や「揺り動かす」の意味があり、感情や状況を不安定にさせるイメージです。「私を振り回す」ことで恋愛の強い感情や心の揺れ動きを表現しています。
Control me
意味: 「私を支配する」「惹きつける」
解説: 「control」は「制御する」「支配する」意味がありますが、恋愛の文脈では「相手に強く惹きつけられ、影響を受ける」といったニュアンスになります。
この歌詞の面白いところ
「The Game of Love」の英語歌詞には、英語圏、特にアメリカのリスナーにとって共感しやすく、感情を揺さぶるような表現がいくつか含まれています。以下、2002年当時の英語圏で特に印象的だったであろう歌詞のポイントと解説です。
"It just takes a little bit of this, a little bit of that"
解説: ここでは「It just takes a little bit of this, a little bit of that」という軽やかなフレーズが、恋愛が些細なきっかけの積み重ねで進展することを示しています。日常的で軽快なリズムのある言い回しは、クスッと笑える面白さもあり、恋愛を「ゲーム」に見立てるこの曲のテーマにマッチしています。聞き手はこの部分に、恋愛の楽しさや駆け引きの軽妙さを感じたでしょう。
"It started with a kiss, now we're up to bat"
解説: ここでは「キスから始まって、今や真剣勝負の場にいる(駆け引きの舞台に立ってる)」という恋愛の進展を野球に例えた表現が使われています。「up to bat」は、次の打者としての役割を意味し、恋愛が試される局面に突入したことを表しています。アメリカでは特に野球が象徴的なスポーツなので、この比喩が面白くもあり、「今まさに大事な局面に立っている」という切迫感をリスナーに伝えます。
"You roll me, control me, console me"
解説: 「あなたに振り回され、惹きつけられ、慰められる」という、この一連のフレーズはリスナーに恋愛における感情のアップダウンや複雑さを想起させます。この表現は、恋愛における支配される心地よさと共に感じる依存感や甘さ、支えを求める切なさを描写しており、特に感動的で共感を呼ぶポイントです。恋愛の痛みや不安といった複雑な感情を簡潔に表現しており、聞き手にグッとくる瞬間を与えます。
"Let's play the game of love"
解説: サビに登場するこのフレーズでは、恋愛そのものをゲームに見立てることで、恋愛の楽しい面と試される面の両方が表現されています。アメリカのリスナーにとって、恋愛を「game(ゲーム)」として表現することには、楽しさや遊び心を持って恋愛を捉える感覚がありつつも、時には勝ち負けが決まるシリアスな面があることを暗示しているのです。恋愛を軽やかに楽しむ姿勢に対し、聞き手は共感し、またその奥にある愛の深みを感じます。
これらの表現は、歌詞全体を通じて恋愛の甘さ、楽しさ、そして複雑さを感じさせ、リスナーに深い感情の共鳴をもたらします。
おまけ
この曲、明るい曲調の割に悲しい恋の曲なんですね。。。
つらっ。
何故か定期的に脳内に流れる曲ではありましたが、こうやって再解釈してみると、曲の感じ方がクリアになって良いですね。
今回、1箇所だけ微妙に翻訳が難しい(本気で納得がいっていない)箇所がありました:
「divide me into one」って何やねんと。「You guide me, divide me, into one」なら「You roll me, control me, console me」の続き感があって気持ちいいのに・・・
と言うことなのですが、「(あなたに導かれて)私を(あなたから)分けて一人になる(ようにされた)」みたいなニュアンスだとしたら、心苦しい歌詞すぎて泣きたくなるので、今回はそうならないようにしましたが、受け手次第ですね。