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【walk on コラム vol.13】〜フレイルについて知ろう〜

ご観覧ありがとうございます。

健康管理教室walk on
健康運動指導士 平野太一です。
walk onコラム第13弾は、『フレイルについて知ろう』というテーマでコラムを記載させていただきます。

私,平野はフレイルを専門的に勉強をしており、フレイル予防に力を入れております。健康管理教室walk onという施設はフレイル予防の運動メニューを構成してお客様に指導をしております。

皆様、フレイルをご存じでしょうか。
なんとなく聞いたことはある気はするけど、、、よく分からない。という方が大半だと思われます。

私もこの業界にいなければ知らなかったと思います。
そのくらいまだ認知度は高くはないです。

フレイルは健康を保つために大事な要素です。
ご自身のためにも、ご家族のためにも知っておくべきです。
是非、最後までご覧ください。

フレイル(Frail)とは

主に高齢者に見られる虚弱の状態を指す医学用語です。
健康な状態と要介護者の中間に位置し、高齢者の身体的な弱さや機能の低下、認知機能の低下などが含まれます。

フレイル状態にある人々は、急激な健康悪化や生活の質の低下のリスクが高まることがあります。
ここまで聞くと目を背けたくなるような内容ですが、的確な予防を行えば防げる可能性が高いです。まずは医療・介護の分野でフレイルを評価し、予防や適切なサポートを行うことが重要です。

フレイル予防

フレイルを予防するためには、以下のような健康的な生活習慣が重要です。

適切な栄養摂取

バランスの取れた食事を心掛けましょう。
特にたんぱく質(肉や魚など)やビタミン・ミネラル(野菜・果物など)を適切に摂ることが重要です。
だんだん歯が弱くなり、肉を食べなくなる方が多いそうです。そうなると必要なタンパク質量を摂れず筋肉量低下のリスクが高まります。
肉が好みではない場合、魚を積極的に摂るようにしていきましょう。

適度な運動

適度な運動がフレイル予防には一番重要な要素です。
無理のない負荷で運動を定期的(長期的)に行うことで筋力やバランスを保つことができます。
ウォーキングやストレッチなどが簡単なことでいいので、筋肉を動かすことを意識して行なっていきましょう。

定期的な健康チェック

定期的な健康診断や医師や健康運動指導士の相談を通じて、早期に健康問題を発見し対処できるようにしましょう。
何事も後でやろうとほったらかしているとあっという間にフレイルになってしまいます。思い立ったらすぐに行動を。

認知機能のトレーニング

脳を活性化させる認知トレーニングや脳を刺激する活動を行うことで、認知機能を維持するのに役立ちます。
認知トレーニングと聞くと難しく考えてしまいますが、簡単な運動で全身に筋肉を意識的に動かすことでも脳を活性化することができます。

十分な睡眠、ストレス管理

質の良い睡眠を確保することで、体の回復や健康維持に役立ちます。
また、ストレスを軽減するためにリラックスしたり、趣味に没頭する時間を持つことが大切です。

社会的繋がり

社会的な繋がりがフレイル予防に必要不可欠です。
ご家族やご友人と、お出かけする・お話をするだけでもフレイル予防になります。コロナの影響で人と会う機会も少なくなってしまいましたが、無理のない範囲でご家族やご友人と楽しい時間を過ごしましょう。会えない場合はお電話などでも良いので繋がりは大切にしていきましょう。

【まとめ】

フレイル予防を生活習慣を取り入れることで、フレイルのリスクを軽減し、健康な生活を送ることが期待できます。
難しく考えずにできることを無理のない範囲で継続的に行なっていきましょう。
"正しい習慣で歩き続けましょう”


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