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早歩きで睡眠を改善

製薬企業のMSDの、全国の40代から70代の男女8,000名を対象に、不眠に関する意識と実態を明らかにするためのインターネット調査を実施した結果では、過去1ヵ月の睡眠状態について週1回以上該当する症状があるかを聞いたところ、約4割は「不眠症状なし」(38.0%)と回答し、残りの6割にも何らかの不眠症状があることが判明ています。
それに対してウォーキングも解決方法の一つとされています。では、この不眠に対してウォーキングではどのような効果があるのでしょうか?
本日はウォーキングによる不眠対策について整理してみました。

不眠に対して

本日紹介する
睡眠の質改善に向けた身体活動の重要性を解明 日本人中年女性の良質な睡眠のためのライフスタイルを実証
では

特に日本人中年女性では、日常生活において、座位行動や軽い強度の身体活動を減らす代わりに、中程度から高い強度の身体活動を増やすことが、睡眠の質の改善につながることを明らかにした。

と報告されています。
つまり、座位時間を減らし、その分”少しつらい”くらいの運動を実施することで睡眠の質が改善することが考えられます。

どのくらい運動すればいいのか?

同じ研究では

1日60分の座位行動もしくは低強度の身体活動を減らし、その減らした分の時間を中高強度の身体活動に置き換えることが、特に日本人中年女性の睡眠の質の改善につながるに良い影響を与えることが示された。

と報告されています。
つまり、1日60分は運動することが推奨されます。
しかし、いきなり60分の運動を継続することは難しいです。
まずはウォーキングを始め、自分が快適と感じるスピードで60分継続して歩くことができるようになってから、”少しきつい”と感じるスピードに挑戦することをお勧めします。

まとめ

ウォーキングは気軽に始められる運動です。
しかし、しっかりと効果を感じるためには”少しきつい”と感じるくらいのスピードであることが推奨されます。
そのスピードを効率的にお伝えするのがウォーキング療法士です。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/


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