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早く歩くことの重要性

近年健康寿命の延伸のために注目されているのがフレイルです。
フレイルとは加齢とともの運動機能や認知機能等が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響も加わり心身の脆弱性が出現した状態、とされています。このフレイルに効果的なのが運動療法とされています。
では、このフレイル予防においてウォーキング療法士としてどのようなことができるでしょうか?
本日は歩行とフレイルの関係について調べてみました。

フレイルと歩行との関係

フレイルの評価で代表的なものに、CHS(Cardiovascular Health Study)基準があり、
・体重減少
・筋力低下
・歩行速度低下
・疲労感
・低身体活動
の5項目のうち、3項目以上に該当する場合がフレイル、1~2項目に該当する場合がプレフレイル、該当なしが健常とされます。
歩行速度はフレイル評価においても重要な指標です。
研究では、高齢になるほど、歩行時間、歩幅、歩行速度が減少する傾向にあります。
つまり、しっかりと歩く時間を設け、歩行速度を低下させないことによりフレイル予防が可能となります。

速度を上げるためのポイント

ここでのポイントは歩き方です。
速歩での歩きの効果は近年の様々な研究で確認されています。つまり、フレイル予防にも歩行速度を意識してあることが重要です。
しかし、無理に速歩をすると身体を痛める可能性もあります。
まずは、自身が快適と感じる歩行速度で継続し、徐々に速度を上げていくことをお勧めします。
その際にポイントとして一つご紹介すると
・腕を後ろに引く
です。
ウォーキング療法士はここにポイントをおいて指導しています。

まとめ

ウォーキングは気軽に始められる運動です。
しかし、しっかりと効果を得るためには速歩が重要になります。
ウォーキング療法士では速歩を身体に負荷がなく、効率的に実施できるコツをお伝えしています。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/

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