ロコモと歩行
日本人の65歳以上人口は、3,621万人となり、運動器の障害を有する高齢者人口が増加し、要介護あるいは要支援状態となる原因の20%以上を占めています。
そのため、運動器の機能障害の早期発見および運動器障害の進行予防のため、「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」という概念が提唱されています。では、このロコモに対してウォーキングの効果はあるのでしょうか?
本日はロコモと歩行の関係について調べてみました。
ロコモに対する歩行の効果
今回ご紹介する
ロコモティブシンドロームと歩行
では
と報告されています。
つまり、いつもお伝えしている中強度のウォーキングを実施していただくことで、ロコモを予防することが理解できます。
ウォーキング療法士としてどこに注目するべきか?
同じ研究では
と報告されています。歩行速度や歩幅を維持していくことが重要と考えられます。そのためには、しっりと股関節を伸展させ、歩幅を広くし、歩行速度を向上する必要があると考えられます。
まとめ
ウォーキング療法士では、骨盤を使い歩幅を広げる歩き方を指導しています。この歩幅を広げる歩き方がロコモを予防するにも効果的であると考えられます。しっかりと歩幅を意識して指導していきましょう。
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