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歩くは片足立ちの連続

壁に寄りかかっておへそをズラさずに、片足立ちできますか?

直立二足歩行(体をまっすぐに立てて2本脚で歩く歩きかた)をするのは人間だけです。
土踏まずがあるのも、背骨がS字カーブを描いているのも直立二足歩行がしやすように進化してきた結果です。人間以外の動物には無い特徴です。

歩くことは片足立ちの連続なので、片足立ちがしづらいということは正しく歩けないということで、直立二足歩行に適さない体の状態ということです。

歩くための体の構造が壊れると、歩くことに不調が起こり結果的に腰痛や肩こりなど体の不調につながります。

土踏まずの崩れは、扁平足や外反母趾、背骨のS字カーブの崩れは猫背や反り腰、ストレートネックです。

これらの不調があっても、多くの人はしっかり歩けていると思っていますが、直立二足歩行に適していない体には無理がかかっていています。

そのため腰痛や肩こりの原因が姿勢の悪さにあったり、膝の痛みの原因が扁平足にあったりと言われるのです。

片足立ちチェック

正しく歩けているのかをチェックする最も簡単な方法は、片足立ちができるかということです。

やり方は簡単です。おヘソの位置をズラさずに片足立ちができるかを確認するだけです。

  1. 壁に寄りかかって立ちます。

  2. おヘソが左右にずれないように片足立ちをする。

これだけです。

片足立ちができない人は、持ち上げた脚の重さに耐えることができません。
上体を左右に傾けたくなったり、お尻を横にズラしたくなったり、上げた脚を内側に引き寄せたりするかもしれません。

ひどい場合だと足を浮かせることすらできないかもしれません。このような人は肩こりや腰痛や膝の痛みなど不調のオンパレードではないでしょうか。

このチェックでおヘソがずれる人は、普段の歩行でもヘソをずらしながら歩いています。

きちんと歩けている人は、床を踏みつけることや脚に力を入れるなどしなくても、何の苦もなく片足立ちするはずです。




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