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「どうせ無理」という呪縛②#16

こんにちは。わくわくらすです。
【わくわく+暮らす】をモットーに生きている20代社会人です。自分の好きや日常を形にしたくてnoteを始めました。

先日公開した【「どうせ無理」という呪縛#11】というnoteがこれまで公開したものの中で、特に閲覧数が伸びていることに気が付きました。もしお時間あればご覧ください。


私が最近注目している人物の一人に、為末大さんがいます。元陸上選手でオリンピックにも参加され、世界選手権ではメダルを獲得しています。引退後は書籍を出版したり、会社を経営しながらスポーツの普及をしたり、その活躍は様々な分野にあります。

私はTwitterで為末さんの活動を知りました。マシュマロを投げ合おうで為末さんならではの回答に何度も感心しました。とたんに興味が湧いて、為末さんの書籍を買いあさりました。


為末さんを調べていく中で、一つの動画に出会いました。


マインドセット」という言葉を聞いたことはありますか?

私は以前知人から、今度の研修会ではマインドセットについて話そうと思っているんだ、と言われましたが、そこでマインドセットとは?と聞くことはありませんでした。

したがって、マインドセットという言葉を聞くのはこの動画が二回目でした。

マインドセットとは先入観、経験からのまなび、思い込み、価値観によって作られる思考パターンや考えのことを言うそうです。

動画内で為末さんは、100m9秒台を日本人で初めて出した桐生選手について触れています。

長らく日本人には100m9秒台を出すことは無理と言われていました。それを桐生選手が9秒98の記録を樹立。為末さんが動画内で、桐生選手が10秒の壁を破ったことで、今後何人か9秒台の選手が出てくると思う、という内容を言っていましたが、2020年11月現在、桐生選手のほかに2名も9秒台の選手が現れました。先見の明、おそるべしです…

この例も日本人に9秒台は無理というマインドセットが働いたことが関係していると思います。

つまり、どれだけ頑張っても9秒台は「どうせ無理」です。

私はこのマインドセットという考えに「どうせ無理」に対する一つの突破口があると思いました。

誤解のないように付け加えますが、マインドセットは悪い意味で使われるばかりではありません。

withコロナに向けてのマインドセット、チャレンジの際に必要なマインドセットなど、気持ちの作り方・ノウハウとも言い換えることができると思います。


さて、このマインドセットという概念をどう言語化しましょうか?

やはりスポーツは多くの例があると思います。メジャーリーグのパイオニアと呼ばれる野茂英雄選手、イタリアセリアAで日本人初優勝を経験した中田英寿選手など、数々の先入観を打ち砕いた例があります。

芸能界で言えば、カジサックこと、お笑いコンビ、キングコングの梶原さんは芸人がYouTubeやっても大して話題にならないとか、芸人としての格が下がるなど言われた中で大成功し、今や芸能人がYouTubeチャンネルを開設することに疑問を持つ人は少ないでしょう。


私はマインドセットという概念を知って、自分の中にある先入観・価値観・思い込みは何だろうと考えました。

結構あるんですよね、これが。

あの仕事は経験を積んでいないとできないとか、あの場所は会議用の場所でありイベント用に使うなんて目的外だ、とか。

よく考えれば、やっておいた方がいい経験はあるでしょうが、よほどの資格職でない限りはやりながら経験もできるだろうし、場所はあくまで場所以外の何物でもないので、使い方なんて迷惑さえかけなければ何でもいいだろうし。

思ったよりも自分は思い込みに支配されているなぁと思いました。


「どうせ無理」という言葉の裏側には思い込みというマインドセットがあるのではないか、私が聞いたどうせ無理という言葉を発していたのは、高校生ぐらいの若者です。

では、人生経験、社会経験が少ない人に「どうせ無理」を打破するためのマインドセットをどう養っていくのか、そんなことを考えながら学びたいものです。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

お読みいただきありがとうございました。

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