「人事を尽くして天命を待つ」の覚悟
私の妻は、子どもに関することを中心に、将来への不安で悩むことがよくあります。
私は、悩むことはあまりなく、妻のお陰で、
「確かにこれも考えなくてはいけないな」
と気づき、思考を深め行動に移るキッカケとなっています。
我が家にとって、妻の不安・悩みは、重要なアラートです。
その不安ですが、妻は時々、長い間不安を抱えることがあります。
最近は、息子の中学受験や、娘の交友関係のことで、特に不安を感じています。
不安を抱えている状態なので、当然苦しい思いになっています。
「やれるだけのことをした」としても、望まない結果となってしまう可能性は当然残ります。
彼女は、望まない結果になってしまった場合のことを想像して、不安になるのです。
望まない結果は誰にとっても怖いものであり、そう感じるのは当然だと思います。
このような時、私は、私なりの考え方を妻に伝えています。
親として、「やれるだけのことはやり切った」と自信を持って言える。これが何より大切だと思う。
やり切ったのだから、あとは何が起きたとしても、その結果は堂々と受け入れよう。
その上で、また次に向かって、やるべきことを積み重ねていこう。
実際に望まない結果となってしまったら、確かに苦しい。
しかし、まだその結果になっていない今の時点で、将来のことを考えて苦しんでしまったら、何度も苦しい思いをしてしまうことになる。
何度も苦しい思いをしないように、今はそのことは考えないのが良いのではないか。
「人事を尽くして天命を待つ」
この故事が、まさに言っていることだと思います。
私はこれまで、「先行きに自信がある時」などによく、この言葉を簡単に使っていました。
しかし本来は、「先行きに不安がある時」こそ、使うべき言葉なのかもしれないですね。
妻も昔と比べると、この考え方が少しずつ腹落ちできてきて、
不安な将来に対しても覚悟を持てるようになってきたと思います。
「妻の不安」は家庭において大切なアラートであり、
一方で過度に不安になり過ぎないよう「私の諦めの良さ」も大切。
一緒にサポートしあいながら頑張っていきたいと思います!
今日も、ワクワクしていきましょう!!💪