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ソウルフラワーカムイ
2024年9月10日 21:32
【多次元な彼女】こんな世界が現実的にあることを想像できるだろうか。彼女が何者なのか未だに私にはワカラナイ。最初の内は、随分と戸惑ったけれど、深く追求する事が怖くなってやめてしまった。私が職場からアパートへ帰れば、彼女は笑顔で『おかえり』と出迎えてくれる。しかし、朝目覚めると彼女は居らず、職場へ向かうと彼女はそこに居る。私が彼女を見つめると少し怪訝な顔をして、まるで他人の様だ。
2022年9月24日 22:49
冷たい雨が降っていた君はずぶ濡れになりなっているそれでも泣いているのが分かる俯き加減で、それでも下から私を真っ直ぐに見ている。君は、滴り落ちる雨に濡れた脚をゆっくりと私に向い両の手くびを合わせて私の目の前に差し出して『かたく縛って下さい』と言う。私は、黙って彼女の肩を抱いて部屋に招き入れ洗いたてのバスタオルを渡した。なんの躊躇いもなく濡れた服を脱ぎ背中を向けて濡