「共同幻想」から「共異現実」へ
昨日は秋田から人類学者の石倉敏明さんが東京に来られたので(雪で飛行機が遅れてたいへんだったとのこと……)、『庭の話』についての対談に応じてもらった(後日動画公開)。議論は人間「外」の事物とのコミュニケーションについてこれまでとは違うレベルで要求されるだろう、というところからはじまった。要するに片方にAIを「前提」にした社会のスマート化があり(落合陽一『デジタルネイチャー』的なもの)、もう片方にSNSプラットフォームの相互評価/承認のゲームを相対化するために人間と事物との関係(