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u-note(宇野常寛の個人的なノートブック)

宇野常寛がこっそりはじめたひとりマガジン。社会時評と文化批評、あと個人的に日々のことを綴ったエッセイを書いていきます。いま書いている本の草稿や没原稿、なども載せていく予定。SNS…
僕はもはやFacebookやTwitterは意見を表明する場所としては相応しくないと考えています。…
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#批評

「個人的なノートブック」を再開します。

突然ですが、個人のノートブック(定期購読マガジン)を再開します。3年ほど前に、実は少しだ…

宇野常寛
3年前
256

事物を「ひとり」で受け止めるとはどういうことか

 ここ最近、考えていることがある。それは、事物を「ひとり」で受け止めるとはどういうことか…

宇野常寛
5か月前
77

「アジテーション」でも「考察」でもない「批評」の楽しさをどう、伝えるか

昨日、成馬零一さん、三宅香帆さんと映画『ラストマイル』についての座談会を収録した。動画は…

宇野常寛
5か月前
67

「社交」よりも「批評」が大切だという話と、そのために必要な「場」について

 少し間が空いてしまって申し訳ない。実はしばらく出張で家を空けていて、帰京してからもその…

宇野常寛
6か月前
50

「他の仕事をしながら物書きも仕事にする」兼業物書きが増えることが、世界を少しは(…

今日は久しぶりに、出版人として考えていることを書きたい。僕がこれからの出版界で変えたほう…

宇野常寛
8か月前
47

「文化を生み出す場所」に必要なのはいったい何か、改めて考えてみた話

 今日は「場所」について考えてみたい。それも「文化」が生まれる場所についてだ。随分と抽象…

宇野常寛
9か月前
45

SNSの時代に世界にとって必要な「批評」とはどういうものか、改めて考えてみた話

今日は昨日に続いて「批評」について考えてみたい。いや、まあ「批評」という言葉を神聖化しても仕方ないのだけれど、僕なりに長くこの仕事をしているので、考えることは多い。たとえば僕は書き手の傍らマイナーな媒体をもう10年以上運営してきているのだけれど、よく考えるのは「僕らみたいな媒体じゃないとできないこと」はなんだろうか、ということなのだ。 最悪なのは「その少し前に流行った本のタームを使って別のもの(自分の好きなもの)を論じる」ような企画(そうすることで「界隈」から認められたいと

出版人の一人としていま「批評」本を売り出すことの意味を考えてみた話

今日は少し「出版業者」として考えていることを書いてみたい。 今日、三宅香帆さんの新著『娘…

宇野常寛
9か月前
36

「自分の考え」を直接的に書いてばかりいると、想像力が枯渇するのではという話

バタバタと忙しく、このnoteではあまり触れてこなかったけれど、僕は半月ほど前にはじめての小…

宇野常寛
1年前
69

問題そのものをベタに語るほうが問題についてのコミュニケーションをメタ的に語るより…

今日はランチの後の息抜きに、友人と少しFacebook Messengerで雑談した。正確に言うと雑談では…

宇野常寛
1年前
50

もう少し「物書き」が夢のある仕事になるために「あったらいいもの」についての話

今日は、僕の夢の話をしたいと思う。本当は小説を出したばかりなので、その宣伝になるようなこ…

宇野常寛
1年前
44

作者の仕掛けたゲームを「攻略」する「考察」よりもゲームの成立条件を問う「批評」の…

今日は僕なりに「批評」というものについて考えてみたい。結論から述べると、僕は「批評」とい…

宇野常寛
1年前
31