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2019年6月の記事一覧
宇野常寛 匿名の風景に浮かび上がる不器用な"顔立ち"――なぜ写真家・小野啓は思春期の生徒を追ったのか(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、宇野常寛が写真家・小野啓さんの写真集『NEW TEXT』に寄稿した文章をお届けします。10代の少年少女たちのポートレイトを撮りためた作品から見える、カメラフレームを通した切断的な関係性による目論見とは――?(初出:NEW TEXT 小野啓 写真集)
※この記事は2014年1月23日に配信された記事の再配信です。
▲小野啓 『NEW TEXT』
小野啓の写真
與那覇潤 平成史──ぼくらの昨日の世界 第5回 喪われた歴史:1996-97(前編)
今朝のメルマガは、與那覇潤さんの「平成史──ぼくらの昨日の世界」の第5回をお届けします。1996年、日本の戦後史を象徴する3人の歴史家(丸山真男、高坂正堯、司馬遼太郎)が逝去。以降「歴史の摩耗」は止めどなく進行します。今回は「歴史」が生きていた最後の時期──自社さ連立政権時代を振り返ります。
「戦後の神々」の黄昏 後世にも歴史学という営みが続くなら、平成9年(1997年)は「右傾化の原点」と記さ
【全文無料公開】サードプレイスとして地方を考える 奥能登の農村×NPO法人ZESDA
全国でも稀有な「地方創生」の成功例として注目を集める石川県・奥能登の「春蘭の里」。その復活劇の裏には、NPO法人ZESDA(東京のプロボノ集団・パラレルキャリアで活動中)との連携がありました。
グローカリゼーションによる地方創生を掲げるNPO法人ZESDAが開催した石川県・奥能登の「春蘭の里」PRイベントに、宇野常寛が登壇しました。昨年PLANETS編集部も取材旅行でお邪魔した同地の「地方創生」に
2作目のハリウッド版ゴジラは「日本的怪獣映画」をどう再解釈したのか? ――切通理作と宇野常寛が語る映画『GODZILLA/ゴジラ』 (PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、映画『GODZILLA/ゴジラ』をめぐる切通理作さんとの対談をお届けします。これまで「特撮」についての数多の評論を世に問うてきた2人の批評家は、ハリウッドによるこの2度目のリメイク作をどう観たのでしょうか――?(構成:佐藤大志)
※初出:『サイゾー』2014年10月号
※この記事は2015年10月24日に配信された記事の再配信です。
切通 今回の『GODZIL
第三章 ビーダマン(2)「炎の魔神」がビー玉に宿した魂 | 池田明季哉
デザイナーの池田明季哉さんによる連載『"kakkoii"の誕生ーー世紀末ボーイズトイ列伝』。『スーパービーダマン』シリーズは、シリーズを重ねるごとにビーダマンに人格が付与され、『爆外伝』において完全なキャラクターとなりますが、同時に、物語からは人間が撤退します。そしてビーダマンは、鎧と人と機械の中間的存在から、それらの境界が完全に融解した存在へと深化します。
池田明季哉 “kakkoii”の誕生
検閲と複数の正義(1) | 草野絵美
アーティストの草野絵美さんが自らが取り組むアート作品の制作過程をレポートする連載「ニューレトロフューチャー」。第2回目となる今回は、検閲と正義にまつわる作品の制作レポートです。アーティストの不祥事によって過去の作品が抹消される風潮に違和感を覚えた草野さん。生前のみならず没後も疑惑の絶えない、とあるアーティストにフォーカスします。
草野絵美 ニューレトロフューチャー
第2回 検閲と複数の正義(1)
【インタビュー】本多重人 空をつなぐことで見えて来る社会とは?
今日のメルマガは、株式会社OpenSky代表の本多重人さんのインタビューをお届けします。個人や企業が航空機を自由に使えるようになる産業、通称GA(general aviation)に取り組まれている本多さん。日本の空路を「開く」ことで可能になる未来についてお伺いしました。(取材:石堂実花・宇野常寛 構成:鈴木靖子)
ジブリの見すぎでパイロットに……?――本多さんは僕(宇野)がモデレーターを務めた
【全文無料公開】倉田徹 香港民主化問題:経済都市の変貌史(PLANETSアーカイブス)
今朝のPLANETSアーカイブスは、香港政治に詳しい立教大学の倉田徹教授の寄稿を再配信します。香港立法会補欠選挙への出馬を、基本法違反を理由に無効とされた周庭さん。なぜ香港の若者が活発に民主運動を行うことになったのか、なぜ政府は民主派を弾圧するのかーー。現在の状況に至るまでに香港が辿った歴史について解説していただきました。
※この記事は2018年3月1日に配信された記事の再配信です。
香港と聞
宮藤官九郎(3)『三月の5日間』と『鈍獣』 | 成馬零一
ドラマ評論家の成馬零一さんが、90年代から00年代のテレビドラマを論じる『テレビドラマクロニクル(1995→2010)』。松尾スズキの漫画的方法論と、平田オリザの現代口語演劇は、2000年代以降、劇団☆新感線やチェルフィッシュといった劇団によって拡大・発展を遂げます。その二極化を象徴するのが、2005年に岸田國士戯曲賞を同時受賞した、岡田利規『三月の5日間』と宮藤官九郎『鈍獣』でした。
テレビド