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映画館=閉鎖空間は私に強制する
先日、久しぶりにテレビ放送の『ハウルの動く城』を観た。
(※実は4月に書き始めたものですっかり夏になってしまいました)
物語もさることながら、やはり、久石譲さんの音楽が、観ている者(聴いている者?)の好奇心を沸き立たせ、そのうえ郷愁に浸らせる素晴らしい作品だ。
そういえば昨年だったか、ジブリが映画館で過去作を上映していた。
「一生に一度は、映画館でジブリを。」
残念ながら私は行けなかったが、とても素敵なフレーズだと思う。
今ではお店でビデオを借りなくてもサブスクで映画を楽しむことができる。特に最近は出歩くことが減り、映画館よりも家で映画に触れる機会が増えたんじゃないか。
じゃあ、”映画館で映画を観る”ことの魅力って何だろう。
最新作を逸早く観られることなのか。
映画を大画面で観られることなのか。
高音質の音響を楽しめることなのか。
どれも映画館の魅力であることに変わりないと思う。
わたし自身、エンドロールで流れるであろうtofubeatsの楽曲をあの音響で聴きたいがために映画館に足を運んだこともある。
しかし”映画館で映画を観る”ことの最大の魅力は、
観る者への鑑賞の強制だと思う。
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