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世間知らず

こんにちは、wakoです!

社会人2年目なので、世間の動きは分かっていないと仕事中の会話に困るのではと、朝起きたらすぐにZIPをつけています。最低限、前日に起きた出来事くらいは耳に入れていました。

数日前の出来事です。
野球好きの上司と大谷翔平選手の話になり、「私は野球すらよくわからないから凄さもあまりわかりません、大谷選手の知っている情報と言えば、飼っている犬の名前がデコピンということくらいです。」なんてことを話すと、世間知らずいじりをされました。その流れで、日本の総理大臣は?と聞かれた私は、答えられなかったのです。


総理大臣を知らない24歳

とても誇れる事実ではありません。そろそろ誰かに交代するということだけは何となく耳に入っていましたが、いつから誰になるのかなど、全く知りませんでした。気づいたら、石破さんになっていました。

さすがに非常識だと感じ、恥ずかしくもなりました。自分でビジネスをやりたい人間が世間を知らないわけにはいかない。

これまでの私は、興味ない、で終わらせていましたが、そうもいかないようです。

需要と供給で成り立つ世界において、今の人々が何を求めているかは時代を知ることから始まり、どの企業がどんなことに挑戦しているか把握することもとても大切で、というより、当たり前に知っているべきことだと気づきました。まだ24歳で良かった。


誰の話を聞くか

私は3日ほど前、成田悠輔さんの話に夢中になりました。YouTubeで卒業式のスピーチを聞いた私は、成田さんの世界に吸い込まれていきました。24年間生きてきた中で、一番記憶に、心に残った言葉です。

成功した人は運がいいだけで、無理やり成功法を引き出して世の中が祭り上げているに過ぎない。成功者の話を聞くことなんかよりも、一番大切なのは、上手くいくかどうか全く分からない、むしろ多分失敗するという中でも、とりあえず無理やり足を踏み出してしまう、意味不明な勇気をどう持つか

VANTAN卒業式スピーチ参考

これを聞いたとき、時間が進むのが遅くなったかのように、今に置いて行かれるような感覚を味わいました。この瞬間に軌道修正されたような、そんな感覚です。

私は成功者の話を聞くことが好きで、それを聞いていたら自分もそうなれるのではないかと錯覚し、人の話を熱心に聞いていました。

成田さんは、別のインタビュー動画でそんな私にこんなことも言うのです。

「こんなインタビューなんて聞くな」

その後に、成田さんはこう続けました。

「新しい時代を切り開く人は、規制の勢力とかをぶった切って進んでいく人であってほしい」

この話を前のめりになって聞いていた私は、またまた唖然とさせれられるわけですが、このインタビュー動画を最後に、YouTubeで成功者の話に聞き耳を立てるのはやめようと決めました。


情報源

世間知らずから始まった成田さんの話でしたが、今回の私が何を書きたかったかというと、

情報を仕入れたいときは、人のバイアスがかかっていない、事実のみをインプットするべきである

ということです。

成功者の話を聞くと、あくまでもその人の経験の中での話しかされないため、自分に該当するか分からない。当たり前ですが。しかし、私はそんな話をありがたく真面目に聞き入れる性分があるもので、だから、祭り上げられた人の話を聞くことはやめようと思いました。自ら選択肢を絞るような行為のような気がしたからです。

その他、日常生活の情報も同様です。様々なニュース番組がありますが、コメンテーターの意見に真剣に耳を傾けるより、より多くの"事実"をインプットし、自分なりの解釈をする、それで良いのではと思うようになりました。

日経新聞がバイアスのない情報で知られているので、まずはそこからのインプットでも始めましょうか。


おわりに

もし、おすすめのコンテンツがあれば、コメントで教えてください!!




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