☆親父譲りの海南鳥飯☆
料理というのは往々にして「うまい」という感想が上がりがちなものだが、そんな月並みな言葉では言い表せないような美味しい料理を頂くことがある。
先日、父が中国の海南という地域に伝わっている鳥飯を作ってくれた。父は中国語を喋ることができ、実際それを仕事にしているのだが、どこで仕入れた情報か、この鳥飯は上品で味わい深い。
父からレシピを聞いて、自分でも実際に作ってみようと思い、やってみた。
1. 鶏もも肉を1枚買ってくる
作ってから思ったがむね肉でも美味しいかも。
2. フライパンで皮を下にして炒める
焦げがつくぐらい炒めて、
ひっくり返して5分、身を炒める。
この過程で油をしっかりと落とすと、
カリッとした鶏肉が出来上がる。
3. 炊飯機に投入
3合の米に水を3合分入れて、
普通の炊飯と同じように鳥を入れ、
炊飯して食べる。
出来上がる頃には、
鳥がホロホロになっていて全体に混ざる。
あごだしやめんつゆで味付けして食べる。
父と食べたときはあごだしでご馳走してもらった。
だいたい3人前だが、同居人と二人で全部食べてしまったので2人前ぐらいとも言えなくもない。
普段ご飯を食べない同居人が珍しく3杯もおかわりして食べたので、それだけ美味しかったのだろう。
さて、中国は今、旧正月で、豚年。盛大に祝いが開かれているのがネットでも観察できる。英語で言うところのEarth Pigの年だという。ところで、中国の辛亥革命(1911年)は日本では高校生がみんな日本史か世界史の時間に習うけど、金豚(英語だとMetal Pig)の年だそうな。
てか、メタルピッグって、強そう。
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