カナダで「ブルーベリーで鯛を釣りました」🎣
先日、ブルーベリーピッキング(Blueberry Picking) に行ってきました。
日本で言うと「ブルーベリー狩り」です。
ブラックベリーなら、適当に森や駐車場や道端で食べ歩きしたり、摘んだりもできなくもないですが、ブルーベリーはそうは行きません。
ブルーベリーファーム(ブルーベリー農園・畑)へ行きます。
このブルーベリーファームは7月8月の週末のみのオープンなんですが、今回はこのファームのオーナーが友人の友人ということで、平日に特別に開けてもらって、私と夫と友人でピッキングさせてもらいました。
広い畑に3人だけの贅沢なピッキングです。
入場料はタダで採ったオーガーニック・ブルーベリー 1pound(パウンド)3.5ドルの量り売りです。この値段はスーパーで買うよりずっと安いです。
キログラムと円で言うと、1㎏で800円ぐらい。
これは日本の楽天で1㎏で3000円ぐらいでしたから、かなり安いですね。
3人で世間話をしながら、夫と二人で1時間半で約8㎏摘みました。
「採りすぎじゃない」なんて思われそうですが、私はブルベリーが大好物だし、まわりの人にも気楽にお裾分けができるので、多すぎません。
早速、日頃お世話になっている方に小分けにして持っていきましたよ。
そうしたら、突然立ち寄ってお届けしたにも拘わらず、
Aさんからは庭のリンゴから作ったお手製のアップルケーキを頂きました。
Aさんはお料理やお菓子作りが上手なので、そのAさんのアップルケーキをもらって、私は上機嫌です。
食べたら、やっぱり極上に美味しい!甘すぎない。
Bさんのところにお届けしたら、丹精込めて手入れをしているお庭から、何本か花を選んでくれて、高級そうな素敵な花束になって返ってきました。
モールでお店を出しているCさんのところでお菓子を買うついでに渡したら、お菓子の値段を20%引きにしてくれました。
気のおけないEさんのところに持っていったら、
「夕飯をついでに食べる?」と言われ、食べて食後のコーヒーを飲んで帰ろうとしたら
「1週間前に賞味期限の切れた日本のカレールーあるけど持ってく?」
と言われたので、有難くグリコカレーを貰って帰りました。
日本のものは希少で高いですから、カレールーの1週間ぐらいの賞味期限過ぎなど問題ではありません。
こんな風に頑張ってたくさん採ったブルーベリーをまわりに配ったら、思いがけずに別ないろいろなものになって返ってきました。
昔の人の物々交換みたいでオモシロイ!
「人に分ける」って喜んでもらえるし、何かが返ってきたら、より楽しい。
皆さん、すぐに誰かにあげられる何かがあるのもすごい。
人に分けられるもの、気持ちよくあげられるものがあるっていいよね。
私のような心が狭い人は、人に何かをあげるのもお裾分けするのも十分な量がないと難しいですよ。
今回のブルーベリーは丁度いい機会でした。
量に余裕があるから、大好物でも人にあげる心の余裕もできます。
そしてその結末は?というと
特に期待は何もしていませんでしたが「エビで鯛を釣った」気分?
うん?ではなくて、「ブルーベリーで鯛が釣れました!」
めでたし、めでたし。