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ドキドキのイヴのソロ終了!🎄16世紀のXmas Carolは楽しく歌えました!
24日の夜の10時まるクリスマスイヴのミサがようやく終わりました。
やっと私も落着けます。
ミサに向かう
イヴの日はアルバイト後、家に帰ってシャワーを浴びて身支度を整えて、9時から始まるリハーサルに間に合うように8時30分に家を出なければいけないので、結構バタバタします。
何を着て行くかもちゃんと決めていなかったので、あれやこれやと合わせていたら、夕食を取る時間もなくなりました。
結局グリーンのセーターに黒のカーディガン、光沢のある黒のスカートにブーツ、エンジェルの掘られたシルバーのペンダントにしました。
普段は指輪を付けないんですが、緑のセーターに合わせて小ぶりのエメラルドが並んだ指輪をはめてみました。
久々に指輪の着いた指先を見ると日本にいた頃を思い出して懐かしい。
クリスマス・イヴのナイトミサ
ミサは10時からですが、クリスマス・イヴのミサは9時40分からプレリュードの歌が始まるということをすっかり忘れていました。
ということは私のソロのリハーサルはできないということかぁ。
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夜の10時と言えば、もちろん外は真っ暗。
年配者は夜間の運転はしたがらないので、ミサにそんなに人が来るんでしょうか?年配のクワイヤーメンバーでさえ夜の10時のミサは避けています。
ところが夜の10時には結構な広さの教会が満席になりました。
若い男女が多いのです。
田舎の町なのでエンターテイメントが少ないし、移民も多いし、気軽に行けてリアルに人に出逢える場としての古くからの教会の役割が活かされているのかもしれません。
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いよいよミサが始まる
さてプレリュードからミサへ粛々とこれまで練習をしてきたクリスマスキャロルやクリスマス用の儀礼用の歌を歌っていきます。
教会のクワイヤーは、礼拝者が讃美歌を歌いやすいようにリードする役割です。クワイヤーだけが歌うわけではありません。
お馴染みの曲だと礼拝者も声を出して歌って楽しいと思いますし、教会全体が歌声で響くのも一体感が生まれて不思議な興奮があります。
そして遂にSilent nightの順番が回ってきました。
結局この10時のミサではベトナム語、ドイツ語、日本語(私)、クロアチア語の順番で歌うことになりました。
マイクのテストもなく、リハーサルもなく、ちょっと不安は過ぎりますが、そんなことは言ってられないので、自分でマイクの高さを調節しながら、ドギマギして順番を待ちます。
そして、私の番!
遂にキターーーーーーーー!
歌い出したら、やっぱりマイクの高さや向きが合ってないのか、声が通りません。なんか上向きになって歌って苦しい。
声が小さめだったので、声を大きめにして出したら、息が切れた~!!!
変なところで息継ぎしたーー!
ま、まっ、マズイ!
私もマイクの位置を若干直したし、音響の人がボリュームを上げてくれたのか、音量はなんとか適切になりました。
でもここまで来ると細かい注意点を意識して歌っている余裕は全くありません。成り行きで歌い切るのが精一杯です。
サビのところは何度も練習していたので安定したものの、それでも練習の様には歌えませんでした。
小さく撃沈!
またもや落ち込んだ状態で所定のクワイヤー席にもどると
「良かったよ」
と優しい仲間は言ってくれましたが、
後から様子見に来ていた子どもには、
「お母さん、初めは寝てるのかと思った。
初めの二人はよかったけど・・・」
と言われました。
わかってるわい!
とまぁ、またもや落ち込んだのですが、私の後に歌ったクロアチア出身の男子も後半はかなり音を外してましたが、それでも大きな声で歌ってそんなに落ち込んでいる様子もありません。
そんなもんでもいいのかぁ?
いや、きっとそんなもんでいいんだぁ!
なぜなら彼も私もソロの場数をそんなに踏んでいないから。
クワイヤーの中のグレゴリオ聖歌グループで歌ったGaudete。
16世紀の歌ですが歌ってると結構楽しい曲です。
体で覚える
こうした歌や楽器の演奏でもスポーツでもやはり人前で上がらないためには場数を踏むことが大切なんだろうなぁと改めて思うのです。
そして今回、技術的なことで強く感じたのは、体に覚え込ませることの大切さです。
私は最近、ボーカルレッスンを受けていますが、先生に私の悪い癖を指摘されています。
実際にその癖を修正できると高い声が出しやすくなったり、声が丸く、響きやすくなります。でも自分に長年沁みついた悪い癖はそう簡単には直せないのです。
頭で理解して筋肉の使い方を変えようと意識することで一時的に癖を改善できても筋肉は覚えていないので、意識することを忘れるとすぐ自分の癖に戻ります。
無意識に正しい歌い方になるように筋肉に体に覚え込ませることが必要なのです。筋肉が覚えてくれて勝手にやってくれたら、楽に自然体で歌えるはずです。
現在、私は癖の修正中ですから、注意を忘れると悪い癖を使った歌い方に自動的に戻ります。
今回はサビのところを何回も練習していたので、辛うじて目立つことはありませんでしたが、悪い癖にちゃんと戻ってました。
フィギアスケートの選手が新しい挑戦の3回転のジャンプを飛ぶ時に「こうやってああやって飛ばなきゃ、そうすれば飛べる」なんていちいち頭で考えて飛ぶより、自然にジャンプしたら体が勝手に覚えていて飛べるのが理想ですよね。
ピアノの奏者も「難しいところは間違わないように楽譜ちゃんと見よう」と思って演奏するより勝手に指が動いてくれたら安心でしょう。
きっと演奏者もアスリートも自分がパフォーマンスするときに無意識でできるように何度も何度も練習しているんじゃないでしょうか。
それでも本番で思いも寄らない失敗をしてしまうのはよくあること。
コンテストや競技会では「いつもはできているのに」と悔しくなるようなミスや100%の力を出し切れなかった経験を何度もしているんでしょう。
そういう悔しい思いや恥ずかしい思いを何度も経験しながら場数を踏んでいくんですよね。
それがわかっているから、不安を克服するために練習するんでしょうね。
リラックスした中、実力を発揮できるようになるには「練習を充分やったという自信しか手段はない」とを体験的に知っているのでしょうね。
そう思うと私の失敗経験もごく当たり前なことかぁ。
しかも地域の教会でボランティアで歌ってるんでしょう。
そんなに気にすることもないか。
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やりたい気持ちとムダの関係
私はプロになりたいわけでもないし、そもそもそこまでお金と時間を掛けて上手くなろうしたり、悩む意味があるのか?とふっと思います。
でもその時々で沸き起こってくる感情ややりたい気持ちは抑えることができないんです。意味のないことかもしれないけどできることなら自分の気持ちを叶えてあげたい。
自分の気持ちと状況が合えばそれに乗りたい。
Let's just go with the flow. Don't worry about it too much.
(流れに任せよう。心配しすぎるな)
意味があるかないかなんて、特にないのはわかってるし、考えても疲れるだけなので、潔く流れに任せましょう。
興味がなくなったら、辞めたらいいだけだから。
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クリスマスイヴが終わって
クリスマス・イヴのナイトミサが終わったのが夜の11時半。
それから家に帰ったら深夜12時。
とにかく終わってホッとしたので、遅い夕飯を食べていろいろやってたら、午前2時になりました。
翌日25日もアルバイト。それが終われば今週はずっとお休み。
25日の帰宅後は、解放感が半端ないので、友人や家族とそれぞれ1時間ずつお喋りをした上にヘロヘロになりながらも寝たい気がしないので朝方5時まで起きていました。
翌日も気ままにダラダラと自宅で過ごして時間を贅沢に溶かしました。
26日は世間はボクシングデー。お買い物デーですが、私は興味ゼロ。
クリスマスの飾りつけを一切していない、片づけきれていない自宅を見渡せば、とても新年を喜ばしく待つ状態ではないですね。
今年は年末年始の予定も全く立てていないし、2025年はどんな年にしたいかも考えていません。
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久々にフェイスブックやインスタを見たら、友人たちのインスタ映え、FB映えしている素敵な生活、嬉しそうな、おしゃれな写真がいっぱい。
こうしたイケてる日常をアップできるようになるには心と体の余裕がないとなかなか難しいですよ。
今日は私もクリスマスカード代わりに「年末年始のご挨拶(Holiday season greeting」の動画を久々にFBにアップしました。
この2日間、時間をいとも簡単に溶かしたのはこの動画編集でしたが、なんとかできました。
私はなにかと時間が掛かるので器用にあれこれサクサクとこなすことはできません。でもやりたいことはそれなりにあって、急げない。
無駄に時間を使ってる気もしますが、個性だから仕方ないんです。
2025年もそんな自分と気長に付き合っていくしかないですね。
では今日から家を片づけていきます。
皆さんも残りわずかな2024年を楽しんでくださいね。
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朝見るとペチャンコになって寝ていることも多いです。
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