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父のこと②(歌人としてデビュー/短歌に心をよせて)『自死遺族』


2月27日 10:10 午後  転記

父は
「司法書士」の仕事の傍ら、
短歌をしていた。

父が60歳過ぎてから始めた。
短歌の勉強会にも参加していた。

当初は、
先生から、ひねくれている。
と「ダメ出し」が多かったとのこと。
(出る杭は打たれる)

また、勉強会の 会員で
わたしが中学校の時の 国語の先生(恩師)がいらっしゃいました。

その恩師、「短歌の先生が間違っている」と
教えて頂いたりしたそうです。

そして、
姉が亡くなり
悲しみの心
気持ちを短歌に表す。

そしたら、
入賞するようになった。

その日から
父は、ネタを探しに

私に
八戸港や七戸美術館へ乗せて。
と頼まれ、車で送り迎えしたり

また、母に
「この花の名前は?」と聞いていたものでした。

父が短歌大会に参加すると
入賞するので、
歌人のセンスはあったんだなあ。

父に
私に
「短歌やらないか?」と声かけられたけど
「短歌は興味ないんです・・・」


若松兄弟歌集 

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