若杉栞南(ワカスギカンナ) 2024年10月4日 19:01 母と父はノートとペンのようだと思うことがある。ペンを走らせる時に摩擦が生まれることがあっても、読み返す頃には涙が滲む手紙のように濃厚な歴史になっている。そういう関係をこの脚とあの青い場所で築くことができたらよかったのだけど私とブルータータンはノートとペンにはなれなかった。 #物語 #短編集 #若杉栞南 #一日一鼓 #1004 #2度目の10月 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート