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古着屋の香りに生姜のスパイスを。

古着屋さんが多く立ち並ぶ代官山にある、駅から徒歩3分の「grigio(グリージョ)」を紹介する。

私がはじめてgrigioに行ったのは、大切な友人と2年ぶりに再会したとある夏の日。急かされることなくまったり話しながら、料理を堪能できた。

古着とガパオライスが好きなあなたにはぜひ行っていただきたいお店だ。

白黒つけない寛容さに惹かれる

grigioの名前の由来は、公式サイトによるとこうだ。

grigio = 灰色 イタリア語でグレーという意味
(中略)
料理のスタイルに白黒つけたくないという思いからグレーを意味するグリージョと名付けました。とさ。

ABOUT∣食堂グリージョ

私の性自認はノンバイナリー、色で表すならグレー。自分が肯定されている気がして嬉しかった。

ふらっと歩いてても目を引くメニューボード

12時に駅の中央改札で待ち合わせした。お腹が空いていたので古着巡りはそこそこに、まずは腹ごしらえすることに。

駅から徒歩3分という近さ。駅側から向かうと店内よりも先に小洒落たメニューボードが見える。私はこのときからガパオライスに目をつけていた。

店内は半地下の落ち着く空間

入ってすぐ、カウンター席が15席ほどあり、私たちは奥のテーブル席へ案内された。そこにはテーブルが3つ、8席分ある。角の広々した4人席に座る。

階段横にある棚には、見たことのない大きさのGABANのスパイスボトルがずらーっと並んでいて目を奪われる。

奥は半地下になっている

玉ねぎを味わうための料理たち

ランチメニューは3種類。グリルチキンカレー、ガパオライス、ステーキライス。友人はカレー、私はガパオライスを注文した。

このお店では玉ねぎにこだわりがあり、農園のことが書かれていた。淡路島から来ているらしい。

愛のこもった黒板

玉ねぎの甘みと生姜の辛みのバランスがいいガパオ

古着屋さんの独特の香りを浴びてきたから、スパイシーなものを食べたい気分だった。どんな味だろうと考えながら、ご飯とひき肉をスプーンで掬い、口の中へ。

口に入れた途端広がる生姜の香り、そして噛むほどに鶏肉と玉ねぎの甘みが出てくる。美味しい!

生姜が大好きな私には最高の味。夢中になって食べてしまうガパオライスだ。

目玉焼きの半熟具合も完璧

満腹になった私たちは、古着屋巡りを再開した。

古着屋の独特の香りと、ガパオライスの生姜の後味が絡み合い、食べたあとも美味しい。

あなたもぜひgrigioへ。

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