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実態にそぐわないリブランド施策

とあるサービスが移管した関係でパスワードを何度も入れ直しロックされて早24時間。パスワードロック条件が24時間以上のサービスは初めて見たよ。

自身の周りも似たような話が散見しますが、人がいないことによるサービスレベルの低下は、思った以上に出てきている気がします。

そして、人員減少のさなか、最近見るのがリブランドやブランド統合などの、「変わった感」ある施策。昔よくありましたよね、ブランド刷新的なことは。

けど、昔も今も動きとしては「経営層がコンサル等とこねくり回して、「次世代はこっちに行く!」ということを言いたいがために、組織編成や事業編成をこねくり回します。

昔なら多くの人員がいたので、かゆいところに手が届かないと、遊んでいる蟻たちを動員して、なんとか立ち上げるところまで持っていけたのでしょうが、このご時世どんどん組織がスリム化していく中、かゆいところにまで手が届かなくなってきている気がしています。

要は目新しさは利用者にとって「改悪の提供」だけに、なっているような気がしていて。さるミッターマイヤー元帥は小説の中で「部下がついてこれない指揮をしてしまった」ことを恥じていたが、船長が思ったように運営できなくなった組織ほど、脆いものはありません。

最近日本を見ると、どうも現場の実態を可視化できていないリーダーが増えてきている気がします。

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