読書感想『城崎にて 四篇』森見登美彦 他

城崎は、カニがうまい!

奈良県ゆかりの作家4人が大和八木駅近くの焼鳥屋に集まり、しょうもない話を繰り広げていた。
その中で森見登美彦氏の何気ない一言をきっかけに、彼らは城崎温泉へ遊びに行くことに。
宿は川口屋城崎リバーサイドホテル。
カニ料理のフルコースに舌鼓を打ち、遊技場でスマートボールや射的に興じ、ロープウェイに乗って温泉寺に詣で、城崎文芸館を訪問した…そんなユカイな旅程の思い出からできた、作家四人による「城崎にて」


…くだらないぃ~…なんてけしからん!!!最高か!!!(褒めてる)
奈良県の大和八木駅近くの焼鳥屋…それだけで心躍ってしまうのは僕が大和八木駅内にあった本屋さんで店長やってた奈良県民だからだよ!なんてそんな個人的なことは置いておいて…
奈良県出身の作家さんたちによる志賀直哉「城崎にて」へのオマージュ…なのか?ただ名前を借りてるだけ感が強いけど…とりあえず城崎温泉に行って来たら楽しかったからこんなの書いちゃったぜふっふ~な一冊でした…。
いやほんと、くだらない…最高…。
なんかね、こう…何かを強く伝えたいとかいうメッセージ性があるわけではなくて、ただただ城崎いいとこカニ美味いぜ楽しかったぜ~から出来上がってるのが、どの話からも伝わってくるこの内容の無さ…
マジでくだらないwwww
城崎を舞台にした「注文の多い料理店」、大学新聞の編集長の座をかけた謎解き、城崎にてパンダになった男、そしてこっくりさんが終わらず自称・志賀直哉に振り回される作家たち…
あぁ…もう、本当にくだらないわ…(笑)
いや、たまにこういう何の意味もない…ただただ作者さん方が面白がって書かれてる本って読んでて肩の力が抜けて単純に楽しめません?
馬鹿じゃないの…なんのこれ(笑)って言われたい本ですよね、これwww
マジずっとくだらないし、ばかばかしくて…さらっと読めて何も残らない…
あぁ、城崎温泉は良いところで楽しかったんだね、良かったね!以外の感想は特にないという…驚異の内容の薄さにニヤニヤしちゃう一冊です。
うん、なんだこれ?
有名な奈良県民を見ててちょくちょく思うんですが…奈良県民、みんなちょっと変ですね、そこが親しみやすくていいんだが。
マジでただただくだらない、作家さん方が楽しそうな一冊でした。
みんな楽しそうで最高!

こんな本もオススメ


・有川 ひろ『物語の種』

・柚木 麻子『あいにくあんたのためじゃない』

・講談社 『黒猫を飼い始めた』

作家さん本人が楽しそうな本って読んでて楽しい気分になりますよね。
登美彦氏、くだらなくて意味不明でマジで好きだわ…たまらん。

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