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自己肯定感を上げる方法
失敗しても落ち込まずにいつもポジティブに受け止められる人が自己肯定感が強い人だと思っていました。
でも、そうではなくて、今の自分を(マイナスでもプラスでも)受け入れられる人が自己肯定感が強い人だと思います。
私は過去に、人の反応に過敏になり、クヨクヨ悩んだり落ち込んだりする時期がありました。
例えば
授業見学で「こうしてみたら」とアドバイスをされると、「あぁ、この人は私の授業が気に入らないんだ」と思いました。
生徒が私以外の授業を受けると「私は嫌われたんだ」と思っていました。
①マイナス思考を止める
例えば授業見学の件、先生は「気に入らないから」ではなくて、ただ単に「こうした方がもっといい」と思ってアドバイスしただけではないでしょうか。
別の授業を受けた生徒の件、「嫌いだから」じゃなくて、ただ単にスケジュールや目的が合わなくなったから変えざるを得なかったのかもしれません。
自分の余計なマイナス思考で、原因を捻じ曲げて解釈している可能性はありませんか。
落ち込むようなことがあった時、変な推測をせずに、他の可能性もあるのではないか、視点を変えてみる。
難しければ、周りにいる人で、冷静で公正な物の見方ができる人を思い浮かべてみましょう。その人だったらどんな見方をするだろうか?と考えてみてください。
②失敗を受け入れる
あきらかに原因が自分にある場合もありますよね。
自分が間違えた時。(文法の解説とか、後で調べたら間違えていたとか)
生徒に「あなたの授業は居心地が悪い」と言われた場合(怖いでしょ?実際にあったんですよ。先生の評価で1とか。さすがに落ち込みましたけど)。
確かに凹む。
凹んだり落ち込んだりするのは自分の心が傷ついているからです。
本当の自分はもっとできるはずだった? 悔しいとか。
Aさんみたいにできない自分が恥ずかしい? 情けないとか。
できない自分も「今の自分」です。
実力がない、けっこうじゃないですか。
これから身につければいい。
まずは「できない自分」「間違えた自分」を素直にそのまま受け入れましょう。
③失敗を分析して改善する
失敗した自分を受け入れたら、今度はそこから改善が始まる。
失敗はチャンスです。
自分に足りないものを教えてくれるのですから、落ち込んで終わりではもったいない。
例えば
自分が間違えた場合、今度は間違えないようにするにはどんな方法があるか考えてみてください。
文法分析を自分で行い、頭に入れておく。例文をたくさん用意しておく。予習して聞かれそうな質問を予測しておく。他の先生にも聞いてみる。参考書をたくさん読む・・・
きっとこれを1年続けたら、もう文法の説明にも自信が持てるようになっていますよ。
例えば、生徒に嫌われた場合。
相手の気持ちをコントロールすることはできません。でも自分にできることはあります。
心理学を勉強するのも手です。授業の動画を撮って、自分の言動が相手にどんな印象を与えるのか、客観的に分析してみるのもいいでしょう。
私の場合は時間がかかりました。原因は私の心にあったと思います。
劣等感からくる警戒心、そういうものが相手に伝わり、リラックスできない雰囲気を作ってしまったのだと思います。
これは心理学の本から学びました。
そしてコーチングを習い、落ち込むより改善する方に目を向けるようになって、実際にいい結果があらわれて、ようやく自分に自信がもてるようになりました。
取り掛かってから自信が持てるようになるまで、2年ぐらいかかりました。
④できないことは諦める
いろいろやってもうまくできないこともあります。
たくさん勉強しても、あの先生にはかなわないなぁとか
そもそも苦手だから、やる気が出ないなぁとか
そんなに何でもできないとダメですか?
欲張りすぎじゃありません?
人には一つ、人よりうまくできる才能とか能力があればそれでいい。
それぞれ一人一人が得意なことをシェアできればいい。
自分が弱いと思うところは他の人に頼りましょう。
失敗しても受け入れ、今の自分にできることをする。
こういう人は、どんなことがあっても強いと思います。
*授業のお悩み(文法の教え方など)、または自分自身のお悩み(自信がない)など、よろず相談うけたまわります。