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短歌をもっとカッコよくしたい

短歌が好きなわりに歌集を読まない。
2、3冊くらい買ってみたものの結局パラパラと眺めてほとんど読まずに終わってしまった。

小説は読む。エッセイも読む。詩集も読んだことがある。面白くて夢中で読んだ。なのに歌集を読む気になれないのは何でだろう?
本当は短歌が好きじゃないのかな?と考えてもみたけど、好きじゃなかったら短歌のポッドキャストを1年以上もやり続けていられないだろう。

ポッドキャスト:短歌のセカイの歩き方

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歌集はなんだかおなかがいっぱいになってしまう。
短歌は31文字の中に広い世界を持っている。わたしのポッドキャストでは1つの短歌について毎回15分ぐらいお話をしているのだけど、わたしはいつも短歌の海に潜っているような気持ちになっている。それも底が見えないほどの深海だ。
15分話をしてもまだまだ短歌のセカイはどこまでも続いている気がしている。

その深海が1ページに何首も連なって、2ページ、3ページ…と続いていくと、もう大量の水をがぶがぶ飲んで溺れてしまいそうになる。
それで早々に浜辺へ逃げ帰るのだ。

もちろんダイビングの名手はそんな海を楽しむ余裕があるのだろうけど、わたしはリアルな世界でもかなづちだ。

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もう少し前にHOTEL SHE, KYOTOで最果タヒさんの詩とコラボした「詩のホテル」というイベントをやっていた。ホテルの部屋に詩が散りばめられていたり、詩をモチーフにしたグッズを販売したりしていた。
HOTEL SHE, はいつもオシャレでカッコよくて新しい取り組みをしている。カッコ良すぎてわたしが行っても大丈夫かな?ってちょっと躊躇するほどカッコいい。(流行りのセレクトショップに入るのをためらう時の気持ちと似ている)

特にわたしがカッコいい!と思ったのは、詩が書かれたルームキー型のキーホルダーだ。

アクリルと言葉って相性がいいなと思った。

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短歌もこんな風にアクリルに載せたらカッコ良さそう。完全にパクリだけど同じものを短歌バージョンで作りたい。

と思ったら、過去に似たようなものをSUZURIで作っていたのを思い出した。

センスの無さは否めないけど、SUZURIで簡単にアクリルグッズが作れるんでした。下地のイラストをなくして言葉だけ書いたらかっこいいかも?
ところでアクリルブロックって使い道がよくわからない…。

プロジェクターで短歌を映し出すとか、ステンドグラスに閉じ込められた短歌とか…そういうのも良さそう。アクリルというより、短歌と光が相性がいいのかな。

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最近そんな風に、短歌のセカイを一番引き出すかたちをずっと模索しています。
わたしはね、少なくともわたしは、詩集じゃないような気がしています。






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