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久保研二
2021年3月3日 00:27
日本人の欠点のひとつは「興味に対する持続力の欠如」だと私は思っています。 これは個人だけでなく、社会の問題でもあります。 幼い頃強烈に興味をひかれたものに、ずっと固執し続けることを多くの肉親は禁止します。 その主な理由は「幼稚だ」「無意味だ」「大人になったら困る」「社会に出たあとなんの役にもたたない」「世間体が悪い」等々……。 そこに子供が生まれつき持っている独自の才能の"重要なヒント
2021年2月27日 10:03
丸々、一日かかって、ようやく完成。 創作ではなく、すでに出来ている作品の整理でしたが、ものすごい達成感❗️ でも、ヘロヘロ🥴です。
2021年2月16日 15:45
なんやかんやゆうても…とりあえず作詞の印税で糊口をしのいでいる私としては、(※ 糊口をしのぐ とは、やりくりしながらギリギリ生計を立てて暮らしていくという意味。「糊口」とはお粥のような粗末な食事を食べるということで、要は粗末な食い物を表す)。 本職に対する研究や学習や基礎トレーニングは、いわば現役だった頃のイチローが自宅でトレーニングマシーンを扱うのと同じようなもので…そのあたりは、自分の気
2021年2月13日 00:09
高円寺あたりで石を投げるとシンガー・ソング・ライターに当たると言われます。 シンガー・ソング・ライターとは、自分がつくった歌を自分で歌うというスタイルのミュージシャンです。古い言い方だと「自作自演」。 つまりその核には、本来偽らざる自己表現の原則が存在するはずです。 聞く側もなんとなく、アーティストの創作過程に対し、信頼の原則というフィルターを通して認識しているようです。 かたや
2021年2月11日 11:04
🎤 英語の歌詞を日本語に訳すのは、めっちゃ難しいのですが、もしも作詞を本職にしようとしている人がいれば、ぜひ、チャレンジしてみてください。 とにかく、ものすごくいいトレーニングになります。 ところが訳詞は、いくらいい出来であっても著作権がらみが非常にややこしく、また訳詞者に不利益なことが多いために、ほとんどお金になりません。 作詞はイチから書いた方がずっと楽で割がいいのです。 それで
2021年1月4日 08:47
なんとか協会……なんてものは、自分の作品づくりには屁の役にもたちません。 ただ、なんにも知らない行政や教育委員会の人たちが、ああこの人は専門家なのだろうと、安心するネタにはなります。 さて、なりゆき上、不本意ながら、作詞の方法……なんかで、どうしても人にアドバイスをせなあかん時があります。 そもそもこれほど難しいことはありません。 難しい以前に、行為がダサくて臭い。 だって、世
2020年11月26日 17:57
何をしてもいいかげんで、適当にこなそうとするこの私がもう40年以上も「作詞」にだけは、飽きずに投げ出さずに、ずっとまじめに向き合っています。 もちろん、試行錯誤をしながら、匍匐前進で。 それでも、「脱帽」どころか、「脱毛」しそうになるほど、「参りました! きゃん!」と、なる歌詞は、山ほどあり、40年経っても、そのレベルに、ほんの少しも近づけません。 何らかの自信がつくには、あと、人生、
2020年10月31日 10:34
佐々並から山口に下る9号線。 助手席で、うつらうつらとしていたら、突然、天空より飛んできた歌詞が、私の頭蓋骨を脳天から貫通した。 慌てて、iPhoneのメモをたちあげ、ひたすら、入力。 何も知らないドライバーが、私に話しかけると、「ちょっと、静かに ! 今 アカン!」と、厳しい口調で拒絶。 なんか別の大事なことに、めっちゃ集中してるただならぬ気配と、触らぬ神に祟りなしで、ドラ
2020年6月12日 11:03
【新曲の話】 私は、自分が今でも本質的には子供だと思っているのだが、時々そのことで滅茶苦茶不安になったり、自己嫌悪に陥ったりするわけである。 それらの原因はたいてい、近辺の社会との関わりがきっかけなのだが……。 そしてそんな時にいつもたぐりよせて探るのが、幼年期から今につながる中で、自分から離れていった大切な感覚であり、そのひとつが、いつの日からか聞こ
2020年6月8日 15:22
先日、私が主催する「大人の寺子屋 」の授業で、 映画「サウンド・オブ・ミュージック」を観ました。字幕がまだ塾生にはキツイので、わざわざ吹き替え版を取り寄せて。 私にとっても、数十年ぶりの観なおしでした。 主人公 マリアの明るさが、どことなく、ちょっと前に知った訃報の主と重なり胸が痛みましたが……。 挿入歌……有名な……日本ではペギー葉山でおなじみの「ドレミの歌」。(余談ですが、
2020年6月8日 09:17
なんやかんやと言っても、 人が生きていくということは、 さまざまな思いを 抱え込んでいくということです。 歌がある人生は 美しい 歌がない人生は 味気ない 歌に心があるかぎり 心に歌があるかぎり わたしたちの書く「詩」もまた、 永遠に滅びることはないのです。 山口の澄んだ夜空 寝室の窓から見つけた月を しみじみながめれば、 どうしても、この歌を
2020年5月8日 10:17
生業上の流れで、最近以前と比べて格段に高齢者と接する機会が増えた。 ここで私がいう高齢者とは2015年現在で、満年齢が65歳から80歳過ぎまでの人をさす。終戦の年に生まれた人が今年でちょうど70歳だと思えばわかりやすい。 私が日常的な付き合いで、ごく普通に接して話ができる高齢者のほとんどが、たとえ戦争中に生まれていたとしても、実際に戦地には赴いた経験がないであろう……と思える時代にまで