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【実食レポ】 「亀屋良永」(京都市中京区) 御池煎餅

お米の味がしっかりする分厚くてサクサク、ふんわり甘いお煎餅「御池煎餅」をいただきました。


先日訪れた「百味展」のお土産コーナーで購入した(いただいたものを含む)商品のレポート中なので、京都の老舗が続きます。
亀屋良永」さんも、「百味會」に名を連ねる老舗です。

天保3年(1832年)創業です。



2024年10月「百味展」の亀屋良永さんの展示
御池煎餅が代表銘菓です




亀甲模様の包み紙
2024年10月現在1890円(22枚入り)


赤い部分は缶にプリントされています(剥がれませんよ)


湿気ないようにしっかりした缶に、お煎餅が重なって入っています


上質のもち米粉を使用し、軽く焼いた表面の表側に亀甲の焼目を入れ裏側には特製の蜜を刷いた麩焼煎餅。 

亀屋良永


分厚いです

これまで「樫舎」さん(奈良県奈良市)の麩焼煎餅をレポートしていますが、厚みが1.5倍はあります。


表面はサクッと割れて、なかはフワサク。
ほんの少し醤油の旨みが感じられて香ばしい。
そしてふんわりした甘さを感じます。
なによりも、これはお米なんだ!!という主張に、ホッとする素晴らしさです。

あらためて「麩焼煎餅」とは…

麩焼きせんべい
名前を見ると、麩からできているようですが、さにあらず。うるち米で作られた「麩のように」軽い歯ざわり、やさしい口どけのせんべいです。安土桃山時代、時の関白太政大臣・豊臣秀吉が催した大規模な茶会「北野大茶会」で茶菓子として出されたという記録があります。今でも茶道のお干菓子としては定番です。

「ときめく和菓子図鑑」より

ちなみに京都には、今回ご紹介した「亀屋良」さんと、「亀屋良」さんが存在します。

同じ読みで一文字違い!!
これは勘違いを生みそうですね。

どちらも百味會のメンバーで、「亀屋良長」さんの代表銘菓は烏羽玉です。


↓ ジェアール京都伊勢丹限定商品をご紹介しました


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