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【実食レポ】 「イオリカフェ」(京都市下京区) 長福寺餅

1716年創業の「笹屋伊織」さん。
ちょうど近くに行ったので、本店にあるイオリカフェでお茶することにしました。



老舗ですが、建物は新しいです


代表銘菓は「どら焼き」です。
百味展で20、21、22日しか販売されていないからと喜んで購入しましたが、その後はその3日間に京都に行くことが多くて、何度もチャンスがある状態になっています。まぁ、そんなものですね。
そして、イオリカフェに伺った日も、どら焼き販売日でした。


↓ どら焼きなんだけど、どら焼きじゃなかった実食レポはこちらをご覧ください


どら焼きはもういただいたので、ほかのものにしてみようとメニューを前に考えます。

もっちりお餅タイプが好みなので、やわらかなお餅と大納言小豆の粒あんと書いてあった「長福寺餅」をいただいてみることにしました。


お抹茶とセットで1120円です(2024年12月現在)

弾力のあるむっちりしたお餅に、豆の味がしっかりする粒あんが入っています。
上に散らした黒胡麻も良いアクセント。
シンプルに美味しいです。

お抹茶もなめらかで美味しくいただきました。


家でいただくならちょっと温めたいかも


こちらは通年販売の商品で、HPによると51年ぶりに復刻販売しているものだそう。

菓銘は末長く非常な幸福が続くことを意味する「長履景福(ながくけいふくをふむ)」に因む、贈る人、食べる人の幸福を願う和菓子です。

笹屋伊織オンラインショップより

幸せにつながるような菓銘ですし、嫌いな人はいなそうな味なので、贈り物にしても良さそうですね。



販売コーナーの前にテーブルと椅子が並びます


イオリカフェといっても、売り場の前にテーブルと椅子が並んでいて(たしか4テーブルくらい)、購入したものを包んでいただく間に座って待つスペースが広くなったくらいの感じです。


売り場の反対側は、古い木型がディスプレイされています


この日は「どら焼き」の販売日だったので、どら焼きをいただいている人が多かったです。
どら焼きは、1年中オーブントースターで温めたものが提供されるそうです。

京都駅から微妙に離れていますし、喧騒とは無縁で静かに過ごせます。
混んでいないのもいいですね。
「どら焼き」は一本を購入すると大きいので、「ちょっとだけいただいてみたい」という方にもおすすめしたいです。

イオリカフェは、ここ本店以外に「南店」と「大丸京都」にもあります。

もっとゆっくり過ごしたい方は、限定品も多いという梅小路京都西駅そばのホテルエミオン京都1階の「笹屋伊織 別邸」(京都市下京区)がいいかも。
(梅小路京都西駅は、京都水族館や京都鉄道博物館がある駅です)

ほかに、同じくホテルエミオン京都1階の「茶室 笹楽庵」では、裏千家監修の本格的なお茶室で、茶人のお点前と笹屋伊織の和菓子をいただけるそうです。
観光で来られる方などにもいいかもしれませんね!

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