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【不登校の対応】不登校の子供の将来が心配!〜不確実な未来を乗り越えるスキルとは?〜

つい口に出る「このままでどうするつもり!?」

中1の娘の不登校も今月でついに1年!
全く学校へ行く気はなく、
ゲームとアニメ三昧の日々。

普段は鷹揚に構えている私も
忙しかったりすると
「このまま学校行かないつもり?」
「将来どうするつもりなの?」と
突然イライラすることもあります。

けれども娘は
「突然そんなに怒って戸惑っちゃうな・・・」
とか言うだけで暖簾に腕押し状態。

  

そんな娘と色々話していて、
私と娘の間には(というか私の中には)
2つの壁があることに気がつきました。

それは、
1)未来を想定して安心したい
2)私と子供は全く違う感覚の中に生きてる

の2つです。

 

そこで今日は、
この部分を掘り下げてみようと思います。

 

「安心したい」は自分勝手で根拠ゼロ

「学校も行かないで、将来どうすんの!?」
ってつい言ってしまうけど、
学校に行ったところで、
未来なんて分かんないですよね。

なのに、
学校にいけばどうにかなる、
学校に行ってくれれば安心、
と思ってるなんておかしな話です。

 

私だって中1の時には
自分が28才まで学校に通ってるなんて
思ってもみなかったし、

会社に就職することもなく、
なんとなくフリーランスになって、
どうにか仕事をもらってるなんて
想像もしてなかったです。

そもそも中1時点では
「大学院」も「フリーランス」も
知らなかった可能性すらあります。

それに、大人になるにつれて
「想像できてしまう未来なんて面白くない」と
自ら安心ルートから降りてしまいましたしね。

 

だから
「学校へ行ってほしい、私の安心のために!」
と考えるのは、
極めて自分勝手、かつ、根拠ゼロなんです。

安心したいためにイライラしたって
全くなんの成果も得られないというわけです。

英語で「現在」は「present」。
今この時こそがプレゼントです。
このプレゼントされた今を楽しむことにしましょう。

私と娘は違う価値観の中で生きている

ある日、作業のBGVで
「オンライン時代の恋愛」を
テーマにした番組を見たんです。

パネリストとして出演していた
私と同年代の人から若い人までの話を聞いていて、
その時のテーマは恋愛でしたけど、
自分達と若い人とでは、
感覚が随分違うんだなと気づいたんです。

それはつまり、同じように、
私と娘は一緒に生活しているけれど、
すごく違う価値観の中に生きていると

いうことなんですよね。

私は昭和に生まれて、
児童文学といえば戦争の影が色こく、
平和が大事で、お金が大事で、
子供がいっぱいいて、
何かが発明されるたびに物欲が刺激される世界に
生きてきました。

一方娘は、
生まれた時からインターネットがあって、
欲しいものはたいてい買ってもらえるから
誕生日もクリスマスも特別なものじゃなく、
お友達がいなくても
ネットやゲームでずっと楽しんでいられて、
「何かしろ」って言われても「何を?」って
感じの世界に生きているんです。


私の人生には「大変なこと」がいつもありました。
それを乗り越えて成長することも喜びだと、
「辛いこと=快楽」に変換して生きてきたんです。

それは、辛いことでも頑張れば
なんらかの報酬が得られたからです。


でも今は違います。
すでに社会は十分豊かになって、
自分を犠牲にしてまで頑張ることに
価値が見出せないんです。

この傾向はますます強くなるでしょう。
そしてそんな新しい社会を乗り切る方法を、
もしかしたら娘は感覚的に
知っているのかも知れません。

だから、娘が生きている価値観を尊重して、
それに合わせた良い対策を考えていくのが、
親の役目であり
新しい楽しみなのかなと思います。

不確実な未来を乗り切る能力

親を安心させる「確実な未来」は存在しませんが
社会がどんなになっていくのか、
そこではどんな能力が必要になるのかを
考えておくことは
準備にもなるし安心にもなります。
それに楽しいですしね。

 

これまでは、世のため人のために
自分を犠牲にしてまで頑張ることが、
幸せであり、豊かさに繋がると
考えられてきました。

これは、単純化すれば
男性的な社会とも言えます。

チームで狩猟をやるような、
体育会系的なヒエラルキーがある社会です。

誰もがどこかの組織に属し、
そこには従うべきルールがあり、
人間関係には序列があり、
それが固定されている社会です。

 

でも十分豊かになった社会では、
固定された上下の中で
頑張る必要性がありません。
(なのに頑張れって言うから
不登校や精神疾患が増えるんですよね)

だから、これからは
組織に属さない人が増え、
人間関係はフラットになり、
時間はかかると思うけれど、
ルールは形骸化していきます。


そんな社会で必要になるのは、
「わたし」個人の意見を持って、
自分でルールを決めるという能力です。

能力開花の最短ルートが「ワガママになる」こと

個人の意見やルールがどこから来るのか?と
問えば、それは、
自分の中の感覚や感情からくるわけです。

だから、
自分を感じ、それを受け止めて、
事実と感情を切り分けて冷静に思考し、
それを意見やルールまで落とし込む能力

必要ということです。

 

結局のところ、
ワガママに幸せに生きていれば
良いという結論です。

幸せでワガママな人になるための5つの心得
その1:今、あなたが感じていることは全部正解
その2:自分の本質を知る・決める
その3:幸せ脳を作る
その4:事実と感情を分けて考える
その5:自分のルールは自分で決める

幸せワガママ研究所

もしも今、お子さんが不登校で
そのことで親であるあなたが悩んでいるのなら
さっさと
「努力することが正しい」
「苦難を乗り越える成長も快楽」
という価値観を手放して

子供たちの感覚にシフトしていく方が
簡単でハッピーです。

「これから」を生きる子供たちに
「これまで」の価値観を押し付けようと
頑張るからうまく行かないんです。

 

そして、本当に子供のためを思うなら、
子供ではなくて、
自分自身を満たし、幸せになりましょう。

まずはそこからです💕

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました😊

スキ・コメント嬉しいです✨

 

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