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【📰Int.4】触れる言葉も自分の鏡 -vol.1-

こんにちは。わくわくママ(妻)です。
早くもインタビュー記事、第4弾です。最後までお楽しみください♡



言葉にも姿形がある?!

妻「では、今回は『触れる言葉も自分の鏡』というタイトルについてお伺いしたいと思います。」

夫「はい」

妻「まず、触れる言葉っていうのは具体的にどんな言葉ですか。」

夫「俺が想像してるのは、良い意味の言葉だと、本とか、人に褒められた時の言葉とか。触れた言葉を鏡にしてるみたいなとこに繋がると思ってて。
悪い意味の言葉だと、パワハラとかもあるし、あとはSNSとか。誹謗中傷とか、こういう人嫌いとか、偏見の強い発言だね。」

妻「良い意味の言葉で、本って出たけど、その中でもどういう言葉?」

夫「昔の本は日本語で記されてる中でも、言葉選びや語尾が丁寧に使われてると思う。そういうのも読んでいくと、心が洗われていってる感覚があるね。」

妻「丁寧な言葉とか、綺麗な言葉を使ってる人や本に触れると、自分もそういう喋り方になるってこと?」

夫「うーん。それだと、本当に直接的な鏡じゃん。綺麗な言葉を聞いて、 綺麗な言葉を使うようになれる、みたいな。
そうじゃなくて、例えば、お花屋さんで働いてたら、お客さんが『ちょっとお花買いに来たんですよ』とか『ラベンダーありますか』とか、そういうポジティブな花の言葉を日常的に聞くことになる。そうすると、自分の感情とか、感覚が華やかになっていく。」

妻「?『自分の鏡』っていうのはどこを指す?」

夫「しかめっ面をしてる人が周りにいたら、自分もしかめっ面になっていくっていうのが、『人は鏡』っていう言葉の意味だよね。
その言葉って、しかめっ面をしてる人が目の前にいると、無意識に真似をして筋肉が動いて、同じ表情が作られていくっていうロジックになってると思ってて。」

妻「うん。」

夫「その場合、その洞察的な情報が自分の中にデータとして入って、それを鏡として自分の顔を作ってるっていう感覚に近い。
そうじゃなくて、例えば、花の名前がたくさん出てくるような小説を読んだ時に、自分の中には文字として吸収されるんだけどそれがそのまま言葉として吐き出されるっていうよりは、自分のファッションとか、 髪の色とか、目の色とか、表情の華やかさとか、そういうところに出てくる。

妻「触れる言葉が、自分の花を咲かすための栄養分みたいなこと?」

夫「あー。近いね。イメージとしては近い。
どんな言葉でも栄養分として受け取るってことだよね。」

妻「そうなると、タイトルの後半の、『自分の鏡』っていうのはどこにある?鏡って映し出すものだと思ってて、『人は鏡』っていうのは『自分自身や他人を映し出した鏡』っていう表現だと思ってる。触れる言葉そのもの自体が鏡ってこと?」

夫「自分が使う言葉が丁寧になれば、 触れる言葉もそういう言葉になっていいくし、逆に触れる言葉が丁寧であれば、自分も丁寧な人間になっていく。」

妻「触れる言葉にも影響を与えるなら、さっき言った言葉が栄養分の例えとはちょっと違うね…
どうしよう、タイトルの意味が抽象的すぎる。ちょっとイメージ図書いてもらっていい?」
※かなり省略してますが、タイトルの『鏡』がイメージできずに10分くらい議論しました。

図1:実際にその場で夫が描いた絵(イメージ図)

妻「なるほどね!!
触れる言葉っていうのが、どうしても無機物感があって、鏡として映された姿のイメージが湧かなかった。
言葉っていうのは実態がないから、それを映すっていう概念がムズ過ぎた。(笑)」

夫「そうか、俺が実態を感じ取ってたってことね。」

妻「そうだ。それが答え合わせだ。
じゃあ触れる言葉の…なんて言えばいいの?」

夫「言霊ことだまに近いね。それか言葉の背後霊。」
※以後、言葉が宿している姿やイメージを「背後霊」と記します。

悪魔的な背後霊を感じ取って、人は苦しむ

妻「人によって背後霊の見え方って違うよね?
どれだけありがとうとか感謝の言葉を言われてる人でも、その言葉がちょっと悪魔っぽく見えてたら、悪魔になっちゃうってこと?」

夫「その言葉の背後霊自体は大きくは変わらないと思うけど、嫌味っぽくありがとうって言ってくる人もいるから、そういう人から言われたありがとうは複合的なニュアンスの背後霊になる。時と場合によって、実際にその言葉に宿る背後霊が変わってくるとは思う。」

妻「あ〜。それでさっき洞察力って言ってたのか。なるほど。
でも背後霊も洞察的に受け取ってるんだとしたら、洞察力ない方が幸せなんじゃない?(笑)」

夫「でもそれ、逆に背後霊を言葉にのせない例として、IT系の人たちが、言葉遣いが冷たいとか言われるじゃん。」

妻「そうそう、そうだよ。ダメ?それダメなの?(笑)」
※リタリコ夫婦はIT企業勤めです。

夫「いや、逆にいいと思う。」

妻「だって、普通のありがとうも、すごく感謝したありがとうも全部同じ普通の天使に見えてるわけでしょ。」

夫「でもね、世の中の人間って、ありがとうとか、ごめんなさいとかいうのに、背後霊を付け加えてるんだよ。

妻「うん・・・確かに。」

夫「そういうのも結局、友達がありがとうっていつも言ってくれてるけど、 その言葉に悪魔的な言霊をのせて言ってた場合、それに気づいて本人は苦しんでると思う。実際は、どんな人間にも無意識に悪魔を感じ取ったり、何かしら違和感を感じてると思う。」

妻「あ〜違和感ね。でもメールとかはわかんないじゃん。
ありがとうは全部普通のありがとうで、普段ならちょっと言いにくい指摘も、受け取った側は悪魔にも見えず、そうなんだぐらいにしか思わないよね、IT系の人たちは。
それなら、鏡も曇らなくない?」


最後まで読んでいただきありがとうございます。
続きはvol.2で!


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