”やりたいこと”がなくちゃいけないの?
このnoteはアジア車いす交流センター(WAFCA)のスタッフが交代で書いていく交換noteです。担当の近藤みなみです。
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アジア車いす交流センター(WAFCA)は、車いすと教育を通じてアジアの障がいのある子どもたちの自立とバリアフリー社会の実現を目指して活動している認定NPO法人です。くわしくはホームページをご覧ください。
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今日はある1冊の本の紹介を通して、WAFCAという組織がどういったチームなのか分析したいと思います!
ある本とは、こちら!『世界は夢組と叶え組でできている』!▼
“やりたいこと(好きなこと)を仕事にしている人【=夢組】”と、
”やりたいことがない人(将来の夢ややりたいことは何と聞かれていつも困っちゃう人)【=叶え組】”がいて、
やりたいことがあること方が良い!自分の夢を持って叶えるのが良い生き方!とされがちな中、「叶え組」の背中を押してくれる考え方のお話です。
さて、あなたはどちらでしょう。
本によると、やりたいことがあって、夢や目標に向かって行動できるのが夢組。やりたいことがないけれど、夢組をサポートできるのが叶え組。
やりたいことが100個すらすらと書けるのが夢組、数個書いたらうーんとうなっちゃうのが叶え組。
行動の欲(おいしいケーキをつくりたい。絵が描きたい。バスを運転したいなど)が強いのが夢組。状態の欲(不安にならない程度のお金が欲しい。子どもとゆったりする時間が欲しいなど)が強いのが叶え組。
夢という未来の点に向かって進むことができるのが夢組。過去を振り返って、経験から今できることを積み上げていけるのが叶え組。
これを読んでいる皆さんは、どちちでしたか?
もちろん、絶対的に夢組寄りの人もいれば、中間であったり、テーマによって違う、という人もいるそうです。仕事においては叶え組だけど、恋愛においては夢組だな~、みたいなのもありそうですね。
夢組と叶え組は、補い合える最強のパートナー!
私は本が出る前に桜林さんからお話を直接聞いたことがあり、はじめて夢組叶え組の話を聞いたときは「私とは正反対!めちゃくちゃ賢い生き方の選択~~~!」と衝撃的でした。
それまでの私は、夢があることはいいことで、やりたいことをして生きている私、幸せ!夢のない人はかわいそう。なんて思っていました。(とんでもなく失礼;)
で、夢のあるそのときの私はというと、夢を追いかけているのにお金はなくなる一方、それでいて休む時間はなく苦しかった時期真っ只中。
今の私に足りない視点はこれだ!と思い、それから桜林さんをnoteやツイッターで追いかけて新鮮な考え方を学びました。
自分は叶え組だと思っていて、得意なことや置かれている環境といった手持ちのカードをきちんと整理して、まさかの自分でクッキー店をオープンし、営むことを選択した桜林さん。
(今はコロナの影響で営業はされていないようです。)
個人的に大好きなテレビ、セブンルールにも出ていらっしゃいました。
本やnoteを読めば、今まで夢がなく、やりたいことはなに?と聞かれて困り果てていた人でも、進んできた道を振り返ることができ、間違っていなかったと思えるはずです。世界は夢組と叶え組がいるからこそちゃんとまわっているんだと思えます。
繰り返しになりますが、私は自分を完全に夢組だと思っています。そして、何かを進めたいときに作ったチームが全員完全なる「夢組」だと実現が難しいという経験を、これまでにしたことがあります。
だから、WAFCAのメンバーはどうなんだろう?と気になり、皆さんにインタビューしてみました!バランスよく「夢組」と「叶え組」がいることが、組織のプロジェクト遂行能力に関わる。。。
まず、今WAFCAは5名の事務局スタッフがいます。
(メンバーで交換noteとしてこのnoteをやっているので、他の日の記事を読めばどんなキャラクターの人達かわかります。ぜひ読んでみてください!)
今回はWAFCAにはいったきっかけや、やりたいことと重なるかどうかを聞き、わたし近藤が勝手に振り分けました!
ちなみに実際にここで働く前は、NGO業界は100%夢組の世界だと思っていました!そう思う方も多いのではないでしょうか?さてさて、結果は!?
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良いバランスです。さすがWAFCA。(自画自賛 笑)
夢組が3人、叶え組が2人でした!
予想の併せ持ちタイプは、突き進むことも足りない所を補うこともできる事務局長の熊澤さんだったんですが、これをきっかけに小さいころの夢に通ずる仕事をしているという話を聞けました!かっこいい・・・事務局長・・・ついていきます・・・!
叶え組の2人に関しては、完全に予想通りでした。叶え組の人がいるのは、WAFCAの組織体制の魅力だと思っています。そして冷静で客観的な視点での話が聞けるので、なにかあったらいつでも相談させてもらっています。ありがたいです。
叶え組のお二人が、なぜWAFCAで働いているのか!私は夢組サイドとしてとっても気になりますし詳しく聞いてみたいのですが、また書くとしましょう。自分と違う考え方は、いくつになっても勉強になります。
恒松さんと私は大学生のときに興味の赴くまま活動していたことが仕事に直結している夢組タイプ。ちなみに2人ともWAFCAのスタディツアー経験者です。
WAFCAではこんな結果となりました!読んでいる方々も、自分の所属している組織のメンバーの分析をしてみると面白いかもしれません。
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わたしの周りの友人には、3.11を期に、これまでの生活を振り返り、自分に正直になり仕事をやめて夢を追いかけることにした人、生活様式をがらりと変えた人、働き方を見直した人がたくさんいます。中には自給自足を始めた人もいます。
コロナ禍というこの状況も、かつてない一つの大きな流れの変わり目ですよね。少し立ち止まって考えてみたい、という人に『世界は夢組と叶え組でできている』はおすすめです。
私はWAFCAの仕事はばっちり自分の夢と重なっている夢組の人ですが、WAFCAでサポートしている障がい児の子たちにとっては叶え組。やりたいことと、やりたいことをやるために何が必要かを考え、熱いハートと冷たい頭を持って(はい、これも榎田語録です。)WAFCAの活動を進めたいと思います!
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