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和道からあなたへ

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ポエムやエッセイでもなく詩でもありません。そんな技術もありません。 ただ、思ったことをつらつらと。 ふと感情がうごいたときにつらつらと。 短い文にまとめています。 ただの言葉…
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#詩

おれっちが見るバラの景色 その1

おれっちが見るバラの景色 その1

おれっちとバラが友達になってから

しばらくが経つ

ある時

「君が見ている景色を見てみたい」

って言ったんだ

そうしたら

「トゲを避けて登ることができるならどうぞ」

って言われたんだ

だからおれっちは頑張った

大きいトゲを避けるのは簡単だった

だけど

小さくて見えないトゲは

お腹に刺さって痛いんだ

おれっちへ害が及ぶのは

どうやら簡単に見える存在じゃないらしい

目に見え

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オイラはヘビ

オイラはヘビ

オイラはヘビだ

オイラの隣にいる人間は

オイラがなついてると思ってる

いつも同じ人間がオイラの横にいる

オイラはなつかない

食べ物をくれるから

オイラは近くにいるだけだ

だけど

たまによくわからない気持ちになる

人間がやさしく見えるときがある

そんなはずはない

オイラはなつかない

オイラはヘビだ

主人公のボクはクスリもち

ひとつだけ願いが叶うなら

ボクはなんでも効くクスリがほしいな

そうすればさ

ヒトがいなくならないから

ヒトがいなくなると

ヒトが悲しむ

だからボクは

なんにでも効くクスリがほしい

ひとつだけ願いが叶うなら

ヒトが悲しまない世界にしたい

だってさ

悲しみってヒトを伝わって

いろんなヒトが悲しくなるんだよ

世界が悲しくなっちゃうよ

だからボクは

ヒトが悲しまない世界にした

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ボクの知っているお祭り

お祭りが楽しいからなのかな

ボクはね

お祭りが終わると

寂しくなるんだ

夜の静かになったヤグラ

片付けをしているおとなたち

でもね

思うんだ

最近のお祭りには

寂しさがないって

だってね

地面にゴミがいっぱい落ちてるんだもん

むかしはもっと風情があったと思う

盆踊りをするひとたち

遠くでも聞こえる太鼓の音

ヒグラシの鳴き声

なつかしいなぁ

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戦争のはなしができる人

戦争のはなしができる人

今は令和

どんどんいなくなっていく

戦争を体験した人が

当時の話は

実体験でしか伝わらないことが多い

ただの話に

臨場感にも似た感覚が生まれる

教科書の情報

知識人の話も大切

でも

やっぱり敵わない

だから

貴重な話を聞けるうちに聞いておこう

実体験の話なんて

もう聞けないよ

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変わることへの恐れ

変わることへの恐れ

人は

今のままを好んで

変化を嫌う生き物だと思う

現状を抜け出すには

変わるしかないってわかっていてもね

でもね

そこには恐れがあるから変われないんだ

そして成功している人を

心でうらやむ

一歩踏み出すこと

少しずつ変化することへの恐怖を捨てて

勇気を持つ

動かない現状維持より

動いて失敗するほうが

次に活きるし格好いい

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今日は最期

今日は最期

ふと思うことがあるんだ

もし今日

ボクが死んじゃったら

やり残したことはないかなって

伝えたいことは伝えられたかなって

ヒトはいつ死んじゃうかわからない

予測だってできない

今日を最期だと思って生きれば

人にも優しくなれると思う

人のイノチには期限がある

だからね

1日1日を真剣に生きよう

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心にひっかかるナニカ

心にひっかかるナニカ

あのとき     ておけば

もっと        だったのに

でも    するしかなかった

元どおりにはならないから

泣き崩れたいのに

それもできない

こんな思いをするくらいなら

最初から    でよかった

     がよかった

ごめんなさい

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人生のナゾ

人生って何だろう

学校とか仕事とか

そんなちっぽけな話じゃなくて

人生って何だろう

この世に生まれて

学校へ行くのがあたりまえの世の中で

卒業したら

今度はおとなの世界に飛び込んでいく

ストレスに揉まれながら

頑張って耐えて

いくらお金持ちになったって

その先にあるのは同じ未来なのに

ゴールに行くためのルート選びなのかな

それならさ

そのルートは自分で決めるべきだよね

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下から上へメッセージ

下から上へメッセージ

雨だったり

曇りだったり

突然晴れてみたり

また

その繰り返し

おてんとうさまも気分屋だね

でもね

はっきりしないと嫌われちゃうんだなぁ

あなたの下にいるヒトは

みーんなそう思っているよ

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初めまして。和道と

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失ってから気づくこと

失ってから気づくこと

ねぇ

いままでに

いくつ失ってきた?

失った時に得るものは

後悔だけだとボクは思う

だからね

失わないためにも

後悔しないためにも

ちいさいことでもいいから

ひとつひとつ進もう

自己満足と言われてもいい

だって

自分の人生だもん

自分が後悔したくないなら

やっておけばよかったと思いたくないなら

やろう

キミたちの最期は

キミたちでしか決められない

まわりに家族が

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旅

ボクは旅がスキ

知らない場所に行って

新しい世界をめぐるんだ

いろいろな文化に触れて

いろいろな体験をして

経験を積むとね

帰ってくるころには

見えなかったものが見えてきてるから

「あたりまえ」の大切さを知り

「いのちの尊さ」も知る

たったこれだけでもね

人に対する接し方も変わるんだよ

だからボクは旅がスキ

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何もない日

何もない日

朝起きて

何もない

ゲームして

何もない

スマホ見て

何もない

ご飯食べて

何もない

お風呂に入って

何もない

寝て

何もない

「でも体は休まるから」

ほんとに休まる?

実は疲れてない?

何かひとつ

明日に続くことをすれば

明日の朝は

もっと休まっていると思うんだ

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ヒトとどうぶつの暮らし

ヒトとどうぶつの暮らし

ボクたちは

ヒトと一緒に暮らしている

ごはんもくれるし

遊んでもくれる

たまに怒られたりもするけど

でもやっぱりごはんもくれるし

遊んでもくれる

でも

いたずらばっかりすると

いっぱい怒られちゃうんだ

ボクたちがいたずらをするときは

なにかをしてほしいときなんだ

だからね

怒らないでほしい

かなしくなるから

ボクたちはきみの家族になれているかな

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