ちょっと旅してた
しばらくnoteらしいnoteの更新をお休みしておりました。
近況記事くらいは書いていたんだけれど、本業のフリースクールや教育関係の記事は全然書けていなくて。
意図的にお休みしていたつもりはなかったのですが、結果的に更新が止まっておりました。
太鼓や篠笛(篠笛‼)の練習に熱中していたというのもあるんだけれど、それ抜きにもまぁnoteがすすまん。
日々ぼんやり生きている中でも、「あ、あのことについて書いておきたい」と思う瞬間は結構あって、何とかPCの前に着席はするんです。
がしかし、その先が続かない。
書いている途中で迷子になったり、アレコレ考えるうちに「公開はやめておこう」と判断するにいたる。
ふと「昔は何をあんなにnoteを書き狂っていたんだ?」と気になって過去の記事を遡ってみたりもしたんですが、たぶん私、あの頃は”ひとりぼっち”だったから何でも書けていたのだと気が付きました。
最近noteが書けなかった理由は「大切な人が増えたから」なのだと。
1人じゃなくなったから。
私がこのnoteを始めた頃って、中学校教員を辞めて、知り合いの全然いない町で、誰も認知してないフリースクールを始めたタイミングだったんです。
本当に笑えるくらい孤独で家族しか話相手がいなくて、しょうがないから無言のPCにガチャガチャ思いをぶつけていた、それが始まりでした。
最近は、文章を書いていてふと手が止まる瞬間には”ある共通点”があることに気が付きました。
「この話題って、あの人が読んだら嫌なこと思い出しちゃうかな」
「このこと書いたら、あの人に迷惑がかかっちゃうかな」
「このエピソードを”ひょっとして自分のこと?”と気にしちゃう人がいるかな?」
まだお顔を拝見したことのないフォロワーさんについてもアレコレ勝手に想像してしまったり。
こんなふうに迷いが頭をよぎったとき、私はそっと「記事を下書き保存」している。
ご存知のとおり私はいつも大したこと書いてないのですけれど、本当に些細な一文についても、こんなふうにイチイチ考えるようになってしまったのです。
思い出がいっぱいの志木朝霞を離れて、知り合いゼロの町で仕事を辞めて勢いでフリースクールを始めた2019年から、あっという間に6年。
今ではご近所さんとも関係が出来て、友達もいっぱいできて、お仕事つながりの方にもたくさん恵まれて、そして大切な子どもが生まれて。
傷つけたくない人、迷惑かけたくない人が増えるって、幸せなことなのかも。
リアルでも、オンラインでも。
出会ってくれた人みんなに感謝しなくちゃいけない。
人との出会いが私を変えてくれたのでしょう。
桶川という町も、長い年月をかけてやっと親しみを感じる私の大切な場所になりました。
noteが書けなくなって「ひょっとして私バカになったのかも?」なんて思ったりもしていましたが、「書けない=私の人生に大切な人が増えた証」とわかってからは気持ちが楽になりました。
最近はこのnoteアカウントの他に、2つほどアカウントをつくって文章を書いたりしていて、それが結構楽しい。
「SNSやネット活動は必ず顔出し実名で行う」というかつて自分に課した小さな決まり事を、ヒッソリと破ってみました。
サブアカで気楽に書き始めて数週間、やっと本アカ復帰できたので結果オーライ?
また、サブアカはこのアカウントとはまったく違うカテゴリーで発信しているので、出会うクリエイターさんもまた全然違うフィールドの方々ばかり。
新しい発見や勉強になることがたくさんで、サブアカで得た知識が本業でも役立ったりしています。
もしもnoteで「あ、これワタナベっぽい」というアカウントを見つけたらこっそり指摘してくださいね!
わかってるのに黙ってて「コイツこんなこと書いてるww」ってヒソヒソするのだけはやめてな?恥ずかしいからな??
もし今「書けなくなった」と感じている人がいらっしゃったら、別のアカウントでリハビリするのもオススメですよ~!という記事でした。
※画像はshinsukesugieさんの作品をお借りしました。